新規事業を外部からサポートするコンサルは、いかんせん(自戒の念も込めてですが)ドライな理想論や概念論は提供できても、実戦でのウェットなノウハウを提供するのは不可能で、外部からのサポートには限界がありました。

現実は理想通り、理論通りにはいかないもので、最初の一歩を踏み出すのにコンサルやパッケージ屋は使えても、成功確率を高めるウェットなところの試行錯誤は、暗中模索の努力を積み重ねるしかありません。

そこで培われた現場のウェットなノウハウは、基本的には各社の中に閉じて外には出てきませんし、また各社においてもなかなか継承していくのが難しいものでした。

そこで、各社のウェットな暗黙知を形式知化し、集合知化を目指して、新規事業マネジメントに取り組む/経験の豊富な皆さんにお声がけし、この度「COMMIT」を設立するに至りました。

・小野薬品工業:三戸 仁さん
・トヨタ紡織:西尾 未希さん
・ハウス食品:藤井 弾さん
・元ライオン:藤村 昌平さん
・元旭化成:山下 昌哉さん

また形式知化は、『事業を創る人の大研究』『経営人材育成論』でお馴染みの立教大学の田中 聡先生に、学術的なアプローチの示唆もいただきます。

運営事務局は、ピンキーと東京ガスの望月 紳さん、他数名で担当します。

新規事業マネジメントに取り組んでいるミドルマネジメント(部長/本部長級)で、
・新規事業マネジメントのウェットなノウハウについてディスカッションしたい
・他社の事例について、当事者に聞いてみたい、質問したい
・自社の課題について、経験者と議論がしたい、アドバイスが欲しい
などの方ぜひCOMMITでお話ししましょう!

9/12(木)18時から第1回公開研究会を渋谷にて開催します。参加ご希望の方はもちろん、うちの部長を参加させたい!など、お気軽にご連絡ください。

日本の大企業をイノベーティブに変革し、日本の未来を共に創りましょう!




大企業や伝統企業をはじめとした成熟事業を持つ企業における「新規事業」は、一人の卓越したイノベーターに任せたら生み出せる、という単純なものではありません。経営者・マネジメント層・担当者、それぞれの階層にいる「社内起業家精神(イントラプレナーシップ)」を持つ人達が試行錯誤を繰り返し、総力戦で戦い抜く風土づくりが必須です。この実現の鍵は「組織の要」であるミドルマネジメント(役員~部次長級)にあると考えます。
一方で、新規事業部長の業務は多岐にわたり、多忙を極めます。正解が無い中、自社にある技術や過去のアイデアの棚卸、他社の新規事業開発の仕組みの情報収集、人材を育てる仕組み、エンジニア採用、ビジネスコンテストのあり方などについて、自社に合った「新規事業開発の型」を見出すために試行錯誤しています。また経営層との対話により会社が実現したいこととのすり合わせ、具体化など実務的な面を担う方も多く、その知見は個人にしか貯まりません。しかし、こういった個人に蓄積された知見は、書籍やレポートなどに集約されていません。
そこで、大企業や伝統企業で新規事業の部門責任者として新規事業・会社変革に挑戦してきた経験者が集い、会社を変えていきたいという課題認識を持って活動する今の新規事業部長に「生きる暗黙知」を提供するための研究会として、6人の発起人(COMMIT Leader)を中心とした「COMMIT」を設立しました。
「COMMIT」を通じ、孤独を抱えながら奮闘する新規事業部長責任者の悩みを解決し、自社に合った「新規事業創出の型」を創っていくためのコミュニティを提供します。


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