インドにいってきまして、自分を見つめ直してみました。
 

【自分探しの旅】なぜ35歳のおっさんがインドに行ったのか
https://ameblo.jp/hiroyukiarai/entry-12403183734.html

バンガロール 視察旅行まとめ
https://togetter.com/li/1262752

 

 


バンガロールは本当に活気がありました。

新興国として、これからインドを、世界をよりよくしていくという熱気を、街のいたるところから感じることができました



インド政府が運営するNASSCOMやインド最高峰の経営大学院IIMのバンガロール校が運営するNSRCELなどのSTART-UP WAREHOUSEを視察させていただき、また、日本からインドへ投資をしようとしているVCの方のお話も拝聴し、インドのスタートアップが最高に盛り上がっていることを肌で感じることができました。

スタートアップでは、いま「BtoB」というムーブメントが起きているそうです。

それは「Back to Bangalore」のこと。

シリコンバレーに渡ったインド人やインド系米国人が、起業を経験し、一財産築いてバンガロールに戻ってきているのです。

日本のようにシリコンバレーを真似してスタートアップ環境を作られたのではなく、バンガロールではシリコンバレー流を直に経験した人たちがスタートアップ環境を創っています。そしてそこにしっかり国家予算がついている。

急転直下にスタートアップ環境が整い、インドはとっくの昔に日本など追い抜いているのだなーと如実に危機感を感じました



それ以上に驚いたのは、インドは大企業さえもイノベーティブであり、スタートアップ精神を忘れていないこと。Infosysを視察させていただき、これを感じました。

しっかりと世界と未来を見据えて、自らの立ち位置を客観的に分析し、主軸の事業をしっかり伸ばしながらも、世界のフィットに進化させていく

それによって、超大企業でありながら、まだまだ成長を遂げているのです。



インドは、スタートアップから大企業までイノベーティブであり世界を変えようとしている。それがインドの活気を創っている一つの要因なんだなーと思いました。



翻って日本をみたとき。

スタートアップ環境は確かに整ってきています。また、そもそも日本には隠れたユニコーン企業が多く存在していますし、これからユニコーン企業はさらに生まれていくでしょう。

インドはリープ・フロッグ的イノベーションで世界を席巻していくことは間違いありませんが、日本は世界に先んじて高齢化が激しく進む環境だからこそできる段階的イノベーションで世界を席巻していくことでしょう。

スタートアップ出身だからこそ、そこへ貢献したい気持ちはまた強く感じました

しかし、それ以上に強く感じたのは、日本は大企業がもっともっとイノベーティブにならなければ、未来はどんどん暗くなっていくということ。

もちろん、ボクは大企業に所属したことはありませんので、大企業の内実はわかりません。

しかし、微々たるものではありながら、大企業の人たちに触れ、大企業向けにスタートアップ流新規事業開発メソッドや、イノベーター人材育成研修を提供させていただいています。

そこで見た大企業の実情は、インドの超大企業の状況とは、やはりかけ離れたものでした。



特に課題なのは、日本が一億総中流階級であること。

先人たちが素晴らしい国を創ってくれてしまったからこそ、エクイティ的発想で新しい価値を創り出すことで稼ぐというより、ベーシックインカム的に時間を切り売りして稼ぐ人たちが大多数になってしまったのです。

それ自体はもちろん素晴らしいことです。能力の多寡にとらわれず、歯車として仕組みに沿って仕事をすれば売上があがる。新しい価値など創出しなくても、一定程度の収入は得られ、一定レベルの(新興国からみたら素晴らしい)生活ができる。

副都心に一戸建てを立て、電車で都心に通い、定時で仕事をして帰り、土日は家族と過ごす。そういう幸せな環境を手にすることができているのも、先人たちが創り上げた仕組みのおかげです。

しかし、もはやもうそれを維持することはできなくなっています。高齢化社会を迎え、今後経済は落ち込み、今の仕組みが成り立たなくなる世界が目前に迫っています



そのとき、何をしなければならないか。エクイティ的発想で、新しい価値をゼロから創出するために、時間を切り売りするのではなく、時間を投資して大きなリターンを目指す。そういう働き方をする人材が日本には必要になってくるのです。

答えのある問題を解くのではなく、答えのない問題に仮説検証をしながら答えを探す。答えには一生たどり着かなくても、探し続ける努力が必要で、それによってビジネスを形作っていく。

それができる人材が、果たして大企業にいるのか。



大企業ができないことを、スタートアップがやればいいじゃないか。そういう考えもあると思います。

しかしボクは、日本の経済を今支えているのは大企業だからこそ、大企業がイノベーティブにならなければ、日本の経済が明るくなることはないと思うのです。

スタートアップがいかに大きなビジネスを創り出したとしても、日本という枠組みでみたときには焼け石に水にしかならない。大企業自身が変わっていかなければ、ボクらの祖父母や父母が、ボクらに素晴らしい「選択肢」を残してくれたように、子供や孫の世代に素晴らしい「選択肢」を残すことができないと思うのです。


そこでボクは勝手ながら決意しました。

「大企業をイノベーティブにする」と。

大企業出身でもないボクが、インドでの短いながら濃密な価値観に触れたことで、啓示ともいうべき使命感を持ってしまったのです。

スタートアップ出身のボクだからこそ、大企業をイノベーティブにするアプローチをする。その方法があるのかわかりません。もしかしたらなにもないかもしれない。それでも、行動せざるを得ないほどの使命感を持ってしまったのです。

まず最初にやるべきことはなにか。まだそれを見出すには至ってませんが、やってみたいことはいくつか思いつきました。

ぜひそれをこれから実行していきたいと思います。



<<大企業の方へ>>

大企業出身でもないボクがこんなことをいうのはおこがましいと思いながら、ボクにやれることがあるんじゃないかと真剣に考えています。

もしこんなボクを面白いと思っていただけたら、ぜひ色々と情報交換させてくださいませ。

ご連絡お待ちしております!

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