皆さん、こんにちは。
大岡啓之です。
今日はホテル経営本の紹介をしたいと思います。
仕事柄、ホテル経営本を読んだみたいと思うのですが、正直あまりないと思っています。あったとしても、 CS(顧客満足度向上)、サービス向上に関する本が多いのが現状でしょうか。個人的には、ホテルの経営形態、ホテル内の組織の役割、管理会計(ホテルではユニフォーム会計という管理会計の考え方を使うホテルが多いです)、人事制度など一気通貫している本が多いといいのですが。
私も大学を卒業し、社会に出て20年強。折に触れ読んでいる一冊を紹介します。メインの対象はホテルの経営者、管理職者ですが、レストランでのテーブルマナーやレストランでの用語も書かれており、目を通すだけでも勉強になる一冊です。
(以下2013年9月に投稿した内容をリライトしております)
今日は久しぶりにホテル経営に関する書籍の
ご紹介です。
書籍名：「基本 ホテル経営教本」
著者：鈴木博、大庭祺一郎
出版社：柴田書店
タイトルのとおり、基本的なホテル経営に関する
ことが理解できる本です。
主な内容としては、欧米や日本のホテルの歴史、ホテルの
経営形態、ホテルの組織、各部門での仕事の内容等々です。
この本のいいなと思う点は、経営全般も触れられながら、
レストランのページではテーブルセッティングの一例が
掲載されていたり、料理知識も紹介されていたりとホテル内で働く方がすぐに身につけられることにも触れられている点だと思います。
また、経営指標の見方などはおそらく海外の書籍を日本の
現状にかみ砕いて説明されておりその点でも分かりやすいかなと。
ただ、初版が1999年のため内容が若干古くなっているかな
と思います。その間にホテルの経営形態が変わったり、特に東京では外資系ホテルが増えたりとホテルを取り巻く環境
も変わってきてますからね。
ただ、ホテル全体の業務内容を網羅している書籍は少ないので、ホテルビジネスを理解されたい方やホテルに勤務されていて、自分の業務を少しでも深めたいとお考えの方におススメします。
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大岡啓之
