こんばんは&おはようございます。

 

 4月に入り多くの若者が社会の荒波に向かって進んでいきました。そして今週は学校も始まり、3月半ばぐらいから比較的空いていた通勤電車はいつもの光景に。特にこの時期は人が多くいると感じるのですが、ただでさえ人が多いのに慣れぬ土地で目的地に行く為にはどこに向かえば良いのか戸惑っている方が多いからなのでしょうか。それにしてもこの時期、年度替わりでJRのみどり窓口で定期券を買い求める学生の行列は凄まじいですね。仕事帰りに通り過ぎた定期券売り場を見ているとちょっと気の毒に感じます。行列を解消する策が何かあるような気がするのですが・・・。

 

 さて、一昨日は前線が通過するタイミングで時折、窓を叩きつけるような強い雨傘が降った後に冷たい風が吹いて気温が急激に下がった東京地方ですが、その前線も東海上に去っていきました。今日(11日)12時の天気図が以下の通りです。

 

11日12時 実況天気図(気象庁HPより)

 

 停滞前線を伴った低気圧が去った後、10日に本州付近を大陸からやって来た高気圧が覆っていましたが秋同様、短い周期で天気が変わるのがこの季節。その高気圧も日本の東海上に去っていきました。傾向としては天気が下り坂となるような気圧配置。明日12日の予想天気図が以下の通りです。

 

 

12日9時 予想天気図(気象庁HPより)

 

 東海沖に小さな低気圧、朝鮮半島に高気圧が発生します。前者は前線を伴って東に進むと予想されているので、関東地方沿岸部は曇り曇り、場所によっては雨傘が降る可能性があります。降ったとしても雨量は少ないと思いますが、お出掛けされる方は念のため雨具を用意しておくと良いかも知れません。

 この低気圧が去った後、週末の13~14日にかけては高気圧に覆われる為、お天気晴れに恵まれるのではないでしょうか。そして気温ですが、上空1,500m付近の様子を見てみると

 

(左)11日9時(標準時+9時間後)高層天気図(850hPa気温図)

(右)14日9時(標準時+9時間後)数値予報図(850hPa気温図)

    (2図とも気象庁HPより)

 

 左図が11日9時の様子、右図が14日(日)9時の数値予報図。それぞれ黄色線が6℃橙線が9℃の等温線となります。赤線が九州~北海道を示しています。

 この時期としては上空の気温も高くなっていますが、11日9時の時点で本州付近を覆っていた9℃の等温線が、14日9時になると関東付近まで北上する予想となっています。因みに、橙線の下に描かれている実線は12℃の等温線です。今週末は南から暖かい空気が入り気温が25℃前後まで上がって季節外れの暑さとなる所が多くなると思われるので、外出される方は熱中症にならないようこまめに水分補給して頂ければと思います。

 なお、気象庁からこの先1か月長期予報が今日発表されましたが、全国的に気温が高い傾向はしばらく続きそうです。ここ最近と同様、今年も「短い春」になるのかも知れません。

 

 

 

 

今日の一枚

 今日、出社前に会社の近くで撮った一枚。まだ持ち堪えていますがだいぶ緑の葉が目立つようになって来ました。春の嵐が過ぎ桜が開花して満開となりまた嵐。そして刹那的に花びらが散って新緑の季節へ・・・。東京のソメイヨシノは早くも終わりを迎えようとしています。

 

 

 

 

 

 

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