こんばんは&おはようございます。

 

 3月最後の金曜日。例年なら「花散らしの雨の嵐」となるような荒れた天気になったかと思えば、午後から急速に天気が回復し青空が見えるようになる、目まぐるしく天気が変化した一日でした。様々な物事の流れが速い昨今の世相を反映しているかのようです。

 

 ところで、月の最終金曜日と聞いて「あれだ!!」と思いつく方ってどれくらいいるでしょうか。創設された当初はかなり話題になりニュース等でも何度も取り上げられた

 

プレミアムフライデー

 

コロナ禍の影響もあったかと思うのですが、今ではすっかり耳にしなくなり推進協議会のサイトも既に閉鎖されています。実践している企業もどれほどあるのでしょうか。

 そして、当時経産大臣として旗振り役だった某国会議員S氏は、例の裏金問題で矢面に立たされ政治生命のピンチとなっています。

 まさに諸行無常。上に書いた通り世の中絶えず変化していくものですが、雇用や労働環境など「人」に関する事の動きが鈍いこの国にしては、あっと言う間に終わってしまったなとしみじみ思うのであります。政府が考えるほどのニーズがなかった政策とも言えますが・・・。

 

 さて甲子園球場ではセンバツ高校野球が開催されており明日(30日)準決勝が行われますが、ネットを眺めていて以下の記事を見て上京した当日の事を思い出しました。今日はこの事について書きたいと思います。

 

 

   残念ながら大阪桐蔭は準々決勝が行われた昨日(28日)敗れてしまいましたがその事ではなく、初出場した1991年センバツ大会で大阪桐蔭の当時のエースピッチャーがノーヒットノーランを達成した時の話。30数年前の話ですが当時の事は今でも覚えています。理由は2つ。

 

 一つはその相手が小生の地元に学校がある仙台育英だった事。もう一つはその試合が行われた日が大学進学の為に上京した日だった事。特に期待と不安を抱きながら東京に来た後者の事があったから覚えていると言う感じでしょうか。天気も今日(29日)のような雨傘だったと記憶しています。

 今のようにネットやSNSはなく土地勘もない中で上野駅で新幹線新幹線を降り(東北新幹線はまだ東京駅まで延伸していなかったと思います。)、何回か乗り換えた在来線で居住地の最寄り駅を間違えてしまい、仕方がないのでタクシーでアパートに向かう事にした、そのタクシーのラジオで聞きました。野球好きと思われるドライバーが気さくに声を掛けてくれたのですが、降りる間際に「頑張って」と励ましの言葉をくれたのが当時はとても心強かったです。

 

 おぼろげながら、何れは地元の仙台に帰るつもりで上京したあの頃。その後、就職、転職と時を重ねていく中で時間に流され気付けば30数年。覚悟を決めたターニングポイントとなったイベントがあった訳ではないのですが(結婚がそれに当たると言えば当たるかも知れませんが・・・)、地元に帰らず恐らくこのまま東京で暮らす事になるでしょう。

 

 情報網や交通網の発達で色んな物が近くなった今の時代。離れる故郷はどう映るのでしょうか。そんな心境を抱き、今年も多くの若者が今日(29日)都心でソメイヨシノの開花発表桜があり、満開の桜が迎えるであろう東京にやって来ます。

 

 そんな上京当時の事を振り返りながら、今日が最終回のラジオ番組をタイムフリーで聞く小生なのでありました。番組改編期でよくある話ですが、これも別れの季節のワンシーンでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

今日の一枚 

 暖かくなったので日が落ちてからひとっ走り。都心では開花が発表されましたが、自宅近所のソメイヨシノはまだまだって感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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