こんばんは&おはようございます。

 

 今冬を象徴するような、寒暖差が激しかった2月も今週でおしまい。今週末から3月となります。

 3月と言えば桜の季節桜。開花した桜を新生活に心躍らせながら見る人、別れが近づき感傷に浸りながら見る人、何も変わらないけれど流行りに遅れまいと見る人。綺麗な花の下で様々な人間模様が交差する月がもうすぐやって来ます。

 

 人間模様と言えば、21日に都立高校の一般入試、昨日(25日)は国公立2次試験(前期)が行われました。国公立大学の方は前期試験は一部の大学で今日まで行われ3月に入って中期、後期と続きますが受験生の皆さん、取り敢えずお疲れ様でした。実力を発揮出来た人もそうでなかった人も、ひとまず頭を休めて次のステップに進んで下さいね。

 

 今日の東京は昨日(25日)とは打って変わって朝からお天気太陽に恵まれ日中の気温も10℃を超えましたが、北寄りの風が強く気温ほどの暖かさを感じ取れない一日でした。今日(26日)12時の天気図を見てみると

 

26日12時実況天気図(気象庁HPより)

 

 昨日、都内に雪又は霙をもたらした低気圧と前線は東に進み本州から離れていきます。東に低気圧、西に高気圧がありますが冬型と言うにはちょっと曖昧な気圧配置でしょうか。橙線で示した等圧線の間隔がやや狭い状況だった為、東京では北~北西の風が強く吹きました。 

  これが明日(27日)なるとどうなるでしょうか。9時の予想天気図が以下の通りです。

 

 

27日9時 予想天気図(気象庁HPより)

 

 本州の東海上にあった低気圧は発達しながら三陸沖に進みます。一方で中国東北部には高気圧があり、等圧線が縦に並び間隔も狭くなっている事から、こちらの方が冬型の気圧配置としては明瞭と言えるでしょうか。太平洋側では乾燥した晴天となる一方で北日本や北陸では雪雪だるま又は雨傘、暴風に注意が必要です。

 東京は今日(26日)に続き晴れる時間帯が多いですが風の強い状態が続きそうです。仕事の行き帰りに店の看板が倒れている光景を多く目にしました。我が家でも今朝出したゴミ箱が道路に飛ばされていましたが、物が飛ばされないよう注意して頂ければと思います。

 

  さて、ここ最近ほぼ週1回のペースで日本の南岸を低気圧が通過していますがスパコンが弾き出した数値予報図を見ると、次回は今月末頃に通過すると予想されています。前線の南には春を呼ぶ暖かな空気を伴う事から季節の変わり目、冬の終わりが近づいているサインと言えますが、同時に天気も変わりやすくなります。

 気象に関する用語で3~4月に一時的に寒くなる事を「寒の戻り」と言います。「東京で見る雪はこれが~♪」の歌詞にあるなごり雪のような情景を3月の東京で見る事はすっかり無くなりましたが、桜の開花まで寒さが戻る事なく暖かくなって欲しいと、日が長くなった窓の向こうの空を眺めながら思うのであります。

 

29日21時(標準時+9時間後)数値予報図(地上気圧配置 気象庁HPより

 

 

 

 

 

 

 

今日の一枚

 先日、家の近所の公園で撮った一枚。寒桜でしょうか。まだ寒い日が続きますが、桜が似合う季節までもうひと辛抱ですね。

 

 

 

 

 

 

 

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