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 WBCで日本が世界一の称号を獲得したのが今年の3月。だいぶ前の出来事のような気もしますが今年の出来事です。あれから約7か月。世界一獲得で始まった今年のプロ野球界もいよいよ大詰めを迎えました。

 シーズンの締め括りに行われるのが「日本シリーズ」。レギュラーシーズン約140試合に加えクライマックスシリーズを勝ち抜いたセ・パ両リーグのチャンピオンが雌雄を決する戦いが幕を開けました。

 

 今年のカードは共に関西に本拠地を置く阪神タイガーズxオリックスバファローズ。本拠地の最寄り駅である「ドーム前(京セラドーム)(下図赤丸)」と「甲子園(阪神甲子園球場)(下図青丸)」は快速急行に乗ると約20分で行ける距離。同一リーグだと、神宮球場と東京ドームの例はありますが、異なるリーグで本拠地の球場がこれだけ近いと言う例は他にありません。

 

 

 

  そんな阪神なんば線で行き来する事が出来るご近所同士の対戦となった「なんば線シリーズ」と称される今回の日本シリーズ。

 

 今シーズンのレギュラーシーズンの戦い方を見てみると、両チームともレギュラーシーズンで2位以下に圧倒的な大差をつけて優勝した事が特徴として挙げられます。その大きな要因となったのが投手力でしょうか。

 もう一つ特徴的な事を挙げるなら、阪神のスタメンは各年代のドラフト1位の選手が名を連ねれている事。昨日(28日)の第1戦でもトップの近本選手、クリーンアップの森下、大山、佐藤の各選手、7番の渡邊選手は何れもドラフト1位でプロの世界に入って来た選手です。(渡邊選手は1位指名された日ハムから移籍して来た選手)。球団が描いた育成プラン通りに選手が活躍しているのも躍進の要因なのではないでしょうか。

 

 投手力と投手力のぶつかり合いと言う事でどの試合も接戦になるだろうと言うのが戦前の予想でした。昨日の試合でもオリックス山本投手、阪神村上投手の見応えある投げ合いで前半はスコアレスで終わりました。

 試合の様相は一変したのは5回に阪神が仕掛けた奇襲攻撃。そのまま第1戦の勝因となりました。オリックスの絶対的エースのリズムを崩すにはあの場面しかない言う絶妙なタイミングでの佐藤選手の盗塁。試合を動かすきっかけとするには十分なプレーだったと思います。

 一方のオリックス。山本投手はクライマックスシリーズの対ロッテ戦でも「おや?」と思うような投球内容でしたが、上に書いた盗塁を決められてから単調になった感があります。思えばWBCから投げ続けており精神的な疲れがシーズン終盤になって出てきてしまったと言う事でしょうか。

 

 互いに強みとしている投手力で明暗が分かれた第1戦。強みが発揮出来ない時に代わりのオプションがどのくらいあるのかが重要である事は野球に限った話ではありませんが第2戦以降、競った内容になるとしたら、その点がカギを握るのかも知れません。

  

 このまま阪神が勢いに乗って敵地で連勝するのか。それともオリックスがタイに持ち込み甲子園に乗り込むのか。関西を中心に盛り上がる今年のシリーズの結末やいかに・・・。

 

 

 

◎2023年プロ野球日本シリーズ第1戦結果

 

 

 

 関西地方の週間予報を見てみると、火~木曜日は甲子園球場での開催になりますが、今のところお天気の心配はなさそうです。

29日11時発表 大阪とその周辺の週間予報(気象庁HPより)

 

 

 

今日の一枚

 関西と言えば昨年の秋、四国を旅行した際に和歌山からフェリーで行きましたが、その時に乗った南海電鉄。レトロな車両でした。

 

 

 

 

 

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