こんばんは&おはようございます。

 

  10月も半分が終わり折り返し地点となりましたが、東京は

 

「お出掛け日和晴れの土曜日」

「秋の深まりを予感させる雨傘の日曜日」

 

となりました。更に、日が落ち暗くなるのが早くなった事も秋が一層深まっていく事を感じさせ、夏が暑かった影響もあり例年に比べて遅れると見られる紅葉シーズンもみじが本格的に始まろうとしています。

 

 そして関東とその近郊の週間予報が以下の通りです。明日の東京は概ね晴天に恵まれますが、朝晩と昼の寒暖差に注意が必要です。

 

15日21時発表 東京と周辺地域の週間予報(気象庁HPより)

 
   さて、夏が終わり過ごしやすい陽気になると駅伝やマラソンのシーズン到来となりますが、この土、日(14、15日)に都内では後に行われるビックイベンドの予選会、代表選考会が行われ悲喜交々のシーンが見られました。

 

 この内、来年行われるパリオリンピックのマラソン代表選考会(MGC)が今日(15日)、土砂降りの雨が降る中、国立競技場を発着とするコースで行われ男女それぞれ3枠の内、2枠の代表の座が決まりました。

 

 男子のレースでは、これが130回目のマラソンとなるベテランの川内選手が序盤から先頭に立ちゴールの国立競技場まで粘るアッと言わせるレース展開を繰り広げました。残念ながら4位と代表内定の圏内に入る事は出来ませんでしたが、優勝した小山選手から主役を奪うような見事なレース運びでした。

 

 

 レース前の会見で上の記事のように述べていた川内選手。有力ランナーが集うこのレースに挑戦状を叩きつける形で、この時「最初から逃げる」レースプランを既に決めていたのかも知れません。

 

「僕の逃げに君たちはどう対処するのかな?」

 

と言わんばかりに・・・。

 

 昨日(14日)の箱根駅伝予選会の時とは打って変わりスタートから大粒の雨が選手を体を冷やす悪コンディションの中で始まった今回のレース。  

 これまで代表活動とは一線を画していた川内選手がもし代表権を取ったらどうするのだろうか、と考えながらテレビで見ていました。何れ捕まるだろうと思いながら20、25、30kmとレースが進み、それでもけん制し合い中々詰める事が出来ない後続の集団。もしかすると逃げ切ってレースを制する結果が頭を過った35km地点で抜かれた訳ですが、圧巻だったのはその後。ズルズル下がるのかと思いきやまだ余力を残しており一時3位にいた大迫選手を追い抜く力走でした。前回のMGCも似たようなレース展開でしたが、ペースメーカー不在の中で改めて様々な展開を想定しながら対応しなければならないマラソンの難しさを思い知らされる結果となりました。

 そういう意味では代表内定となった小山、赤崎両選手は最後まで落ち着いて余力を残していた一方で、前回に続き3位となった大迫選手はちょっと気の毒な感じもしました。代表枠が2つ、先頭から離される展開で集団の中の誰がどこで仕掛けるかと考えると実績ある選手に、と言う周囲の空気もあったのでしょうか。

 残り1枠の選考条件を考えると3枠目の有力候補ではありますが、果たして前回に続きこの後行われる選考レースの何れかに参戦するのか。その決断に注目が集まります。

 

 

そしてレース後の総括

 

 

   レース後の瀬古氏が川内選手を褒めつつも、「逃げ切ってもし2位以内だったら・・・」の後、言葉を濁すようなニュアンスのコメントをしていたようです。川内選手には大変失礼なのですが、内心ホッとしているかも知れませんね。

 

 

◎男子MGC結果

1 小山直城 (Honda)  2:08:57
2 赤﨑暁 (九電工) 2:09:06
3 大迫傑 (Nike) 2:09:11
4 川内優輝 (AD損保) 2:09:18


赤字がパリ五輪代表内定

 

 

今日の一枚

 箱根駅伝予選会が行われた立川市にある昭和記念公園付近で仕事帰りの夕暮れ時に撮った一枚。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

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