こんばんは&おはようございます。

 

 6月最後の日曜日。東京近郊にある我が家付近は雲は出ていたものの概ねお天気に恵まれました。気温も上がり関東地方では内陸部を中心に真夏日となって所が多く東京都心でも30℃を超えました。

 そんな暑さの上に「ムシ」が付くほど暑くなった一日の始まりは、

 

「カリカリがないぞ!!」

 

と早朝に訴える住猫2号(♀推定8歳)の絶える事のない鳴き声で目を覚まし、自宅周辺のジョギングでスタート。7kmぐらい走りましたが、当然の如く汗びっしょりになって自宅に戻り風呂場に駆け込みました。

 

 東京は暑くなった6月最後の週末でしたが12時の天気図は以下の通りでした。

 

25日12時 実況天気図(気象庁HPより)

 

 教科書に載っていそうな数珠繋ぎになった停滞前線(梅雨前線)が日本の南海上に横たわっていますが、東京含む関東地方からは離れており高気圧圏内だった為に天気の崩れはありませんでした。参考までに同時刻の衛星画像を貼っておきます。

 なお気象庁は今日、沖縄の梅雨明けを発表しました。例年よりやや遅い梅雨明けでしたが沖縄は一足先に夏本番晴れを迎える事となります。

 

 

25日21時 赤外画像(気象庁HPより)

 

   ほぼ前線に沿った形で上空の雲が九州~西日本付近を横切っていましたが、関東付近には掛かっていませんでした。この後の様子も見てみましたが概ね同じような雲の流れでした。

 

 そして明日はどのような天気になるのかと言うと、26日9時の予想天気図が以下の通りと発表されています。 

 

 26日9時 予想天気図(気象庁HPより)

 

 数珠繋ぎになっていた前線に割って入る高気圧。明日も関東から北の地方では晴れる時間帯があり、天気の崩れは少ないのではないでしょうか。気温も上がり蒸し暑くなるので引き続きこまめに水分を補給する等、熱中症対策が欠かせない一日となりそうです。

 一方で九州や西日本は、前線の北上に加えて橙色の矢印線で示したように高気圧の縁から暖かく湿った空気が送り込まれる為、発達した雨雲が出来やすく雨が降る時間帯が多いと思われます。

 梅雨末期になると西日本各地で大雨による土砂災害や洪水がここ数年頻発して起きるイメージがありますが、今年も西側から暖かく湿った空気が前線を刺激する同じようなパターンが多くなる可能性があり備えておく必要があると思います。

 

 日にちを進めて明後日(27日)の予想天気図が以下の通り発表されています。

 

 27日9時 予想天気図(気象庁HPより)

 

   更に日にちを進めて、コンピュータが弾き出した今週金曜日(30日)の数値予報図による気圧配置が以下の通りです。

 

30日21時(標準時+9時間後)数値予報図(地上気圧配置 気象庁HPより)

 

  大雑把にですが30日の数値予報図で高気圧の位置を橙線で示しました。27日に本州付近を覆っていた高気圧は30日には日本の東海上に勢力を移しています。この間(28~29日)の気圧配置を見ると徐々に本州から離れると言う感じで大きい変化はありません。27日の予想天気図で日本海にある前線が少しずつ南下し本州付近に停滞するものと思われます。高気圧の縁に当たるので

 

「前線+暖かく湿った空気=大雨」

 

の構図となる地域も出てくると思われます。念のため警戒しておいた方が良いでしょう。

 

 以前の記事でも書きましたが、昨年の今頃はカラ梅雨&猛暑で,

早々に梅雨明けを発表したと思ったら月が替わって天候不順が続きました。沖縄では梅雨が明けましたが、その他の地域ではこれからが梅雨本番で雨の降り方も激しくなります。今のところ人的被害が出るような大きな災害は起きていないのでこの後も何事もなく梅雨が明けて夏を迎えて欲しいものです。

 

 

 

 

今日の一枚

 起きたら餌場にカリカリが入っておらず、食べた後も不満な表情を見せる住猫2号(♀推定8歳)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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