こんばんは&おはようございます。

   年度が替わり約1か月半が経ちました。異動や進学で環境が変わった方もそろそろ新しい環境に慣れた頃でしょうか。張り詰めた緊張感

の連続だった4月から気を休めたゴールデンウィークと心身のバランスが極端になり、いわゆる5月病で体調を崩す方も多いのではないでしょうか。意気込んで臨んだであろう4月のようにアクセルを踏んで取り戻そうと思っても中々難しいもの。ここは少し緩めてノンビリする時間を持ちたいものです。

   ゴールデンウィーク後半に能登半島、昨日の朝は千葉県南部を震源とする強い地震が立て続けに起きました。他にも沖縄付近や北海道でもやや強い揺れの地震がある等、昨日はまさに日本列島が揺れた一日となりました。

 東日本大震災以降、地震活動が活発化しています。地球規模で考えると十数年の周期は長いと言えないのかも知れませんが、人間の寿命で考えると決して短いとは言えず、更にこの先日本のどこかで震災クラスの大地震が起き得ると聞くと、地震や災害と付き合わなければならない場所で生活しているのだという事を改めて実感するのであります。

 さて、連休明けの空模様に話を移すと昨日の朝は会社に行く時、晴天だった東京ですが、お昼過ぎから急に雲が沸き立つと共に暗くなり雷雨となりました。昨日(11日)15時の天気図が以下の通りでした。

 

11日15時実況天気図(気象庁Hより)

 

 西日本を中心にお天気に恵まれた一日でしたが、高気圧の縁に当たった関東付近に関しては地上の気温が上がった所に東寄りの湿った空気(青矢印)と上空から寒気が入った事で大気の状態が不安定になり午後から局地的に雷雨となりました。また、落雷による交通障害が発生し多くの通勤、通学客が影響を受ける事態となりました。

 

 今日(12日)は高気圧に覆われ全国的に概ね晴れとなりましたが、週末の天気がどうなるかと言うと明日の予想天気図が以下の通り発表されています。

 

13日9時予想天気図(気象庁Hより)

 

 日本列島を広く覆った高気圧は中心が三陸沖に抜け徐々に日本から離れていきます。代わって東シナ海や大陸にある低気圧が様子を窺っており西日本から天気は下り坂になるでしょう。ゴールデンウィーク明け最初の週末ですが、アウトドアを楽しめるようなお天気が期待出来るのは北日本の一部の地域のみとなるかも知れません。

 

 ところで、毎週木曜日にその先1か月の長期予報が気象庁から発表されますが、11日に発表された予報は以下の通りでした。

 

1か月予報(5/13~6/12)(気象庁HPより)

 

 先週発表された1か月予報では降水量が平年より多くなる確率が高いと予想されていましたが、今回分では全国的にほぼ平年並みと修正されました。また気温に関しては北日本、東日本で例年より高めと予想されている事から、昨日のように一時的に寒気が入り大気の状態が不安定になる事による天気の急変(落雷、突風、降雹)が起きやすい状況であるとも言えます。

 また昨年はフライング気味に全国的に梅雨入りが早く発表されその後修正が入りましたが、降水量を見ると今年は全国的に平年並み(沖縄を除き6月上旬ごろ)になるのではないでしょうか。

 

 

 

 下を見れば日本の陸地の下で複雑に絡み合うプレートが、上を見れば暖かく湿った空気と冷たい空気が、それぞれ鬩ぎ合っているのであります。何か起きた時の為の備えは大丈夫か。この機会に確認しておきたいものです。

 

 

今日の一枚

 今日、仕事の合間に撮った一枚。青い空、白い雲、映える緑と高層ビル。都会での一コマ。

 

 

 

 

 

 


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