こんばんは&おはようございます。
 
  桜前線は北海道まで到達し、今年の桜シーズンも終わりに近づいています。一方で南海上に目を向けると台風が発生し(既に熱帯低気圧となり近々消滅)、ジメジメの季節の足音もちょっぴり聞こえてきそうな、天気図を見るとそんな感じなのですが、東京は一体どの季節なのか分からなくなりそうな寒暖差が大きい日が4月に入ってから続いています。今週末からゴールデンウィークに入りますが青空が広がりお出掛け日和になって欲しいものであります。

 

 さて、今月は各地で首長選挙や議会議員選挙、いわゆる「統一地方選挙」が行われました。小生の居住する市でも市長選と市議会議員選挙があり、ジョギングに出掛ける前に投票に行きました。

 国政選挙ほど大々的に取り上げられる訳ではないのですが、告示前から大きな話題となっていた某俳優のお兄さんや、世間を騒がせたいわくつきの候補者と中々興味深く見る事が出来ました。

 岸田首相が動かない限り、今年は大きな選挙がない中で行われた統一地方選挙。どの地域も有権者が求めたのは、概ね「世代交代」とそれに伴う「新興政党への期待」だったと言えるでしょうか。  

 逆に既存の政党は各地で苦戦を強いられる結果となりました。数字の上では勝利を収めた自民党等の与党ですが、ワンサイドゲームだった地域は少なく、都市部ではベテラン議員を中心にかなりの取りこぼしがありました。象徴的だったのは、主要な国会議員や自治体首長がこぞって応援に駆けつけながら落とした和歌山の衆院補選でしょうか。
 
  頭の中は5月に行われる広島サミットの事で一杯だと思われる岸田首相。最近の支持率上昇統一地方選の圧倒的勝利、そしてサミット成功。本人は否定しつつもこの3点セットを引っ提げて解散総選挙に打って出ると言う青写真を心の奥底で描いたのではないでしょうか。しかしその淡い目論見は崩れそうだと感じたのか、選挙終了後のインタビューでの表情は硬いままでした。平静を装っているベテラン衆院議員も世代交代が進んだ今回の結果を見て心中穏やかではないと思います。

 このまま解散せず任期満了までやり過ごせば今回躍進を遂げた政党に準備期間を与える事になり、かと言って解散に打って出れば、過半数割れはさすがにないにしても政権与党が痛みを伴う結果になるのは明らかな今の状況。サミットが終わり国会の会期末を迎えた後、果たしてどのような決断を下すのでしょうか?

 

 

 

 

今日の一枚

 先日、出掛けた時に撮った神宮のイチョウ並木。こちらも再開発問題で揺れています。神宮の森ではなく高層ビルの森になるのではないかと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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