おはようございます。

 

  コロナ禍で様々な事が制限されたとは言え、スポーツにとってのビックイベントであるオリンピックが昨夏と今冬ありました。ただ開催されたのは知っているけれど、誰がどの色のメダルを獲得したのかを今もはっきり覚えている方はあまりいないのではないと思います。ここ一年とちょっとの間にあった出来事ですがもっと前にあったような気がするのは、熱しやすく冷めやすいお国柄のせいでしょうか。夏のオリンピックは競技よりもお金絡みの事の方が印象が強くなってしまいました。

 

 今年、冬季五輪と並んで世界中の人々が熱狂するスポーツイベントがもう一つ。サッカーW杯カタール大会が20日開幕します。  

 サッカーW杯は通常だとヨーロッパのサッカーシーズンが終わった後の6~7月に開催されますが、今回の開催国は灼熱の砂漠に近代的なビルが並ぶ国、カタール。場所が場所なだけに日本など一部の地域を除いて各国リーグが行われている最中のこの時期に行われます。

 

 上にも書きましたがサッカーの中心的存在となっているヨーロッパ。日本からも多くの選手が欧州各国に渡ってプレーするようになり海外でプレーする事が代表への近道と言う構図ではなくなりました。

 世界各国から優秀な選手が集うこの地域では国内リーグに加えチャンピオンズリーグ、それに国別対抗のネーションズリーグが並行して行われている状況。ただでさえ過密スケジュールとなっている上にW杯ですから、代表発表の前後にケガする選手が相次いでいる日本のプレーヤーに象徴されるようにコンディションを維持するのも大変です。

 

   今回のW杯もこれまで同様、南米やヨーロッパの強国が大会を盛り上げると思われますが、11月とは言え日中の気温が30~35℃、試合が行われる夜間でも25℃程度になる過酷な気象条件がどう影響するのか。各スタジアムにはピッチ内を冷やす事が出来る大型冷房が装備されているらしい(詳しくは以下の記事をご覧下さい)のですが、選手のコンディション調整と併せて波乱要素の一つとして挙げられるのではないでしょうか。アジア特有の湿気に各国選手が苦しめられた2002年の日韓大会ではトルコが躍進し3位になった事を思い出しました。

 そして前回大会の開催国はロシアだった事も・・・。冬季五輪にサッカーW杯とビックイベントが行われた国が今は他国を侵攻する国になってしまったと思うと残念な気がします。

 

 

 

 

 さて、開幕間近のカタール大会。ここで、各大陸予選を勝ち抜いた32か国が決勝トーナメント進出を目指すグループリーグをおさらいしておきましょう。個人的短評もつけておきます。(あくまで個人的見解なので悪しからず

 

◎日本代表試合日程(グループリーグ)

 23日22時 日本×ドイツ

 27日19時 日本×コスタリカ 

 28日4時   日本×スペイン

 日時は日本時間。現地時間は-6時間  

 

 改めて見てみると、強烈な「死のグループ」はないような気がしますが、それだけに各グループ大なり小なり波乱がありそうな、そんな予感もします。

 今回は強敵揃いのグループに入ってしまった事もあり国内の盛り上がりが今ひとつですが、初戦のドイツ戦で番狂わせを起こせば火が付くでしょうか。勝ち点3が必須のコスタリカ戦のキックオフが、暑さがピークに達するであろう午後1時と言うのが気になりますが・・・。

 

 また、今大会の特徴としてはABEMATVが全試合無料でLIVE配信する事。アジア最終予選ではアウエー戦のテレビ中継が無く、DAZNによる有料配信だっただけにファンにとっては有難いですね。

 これまでの地上波又はBSによる視聴からそれらとネットとの共存へ。ビックイベントの見方も時代と共に変わりつつある事を実感する大会になるかも知れませんね。灼熱の地で繰り広げられる戦いのようなテレビのチャンネル争いがリビングで起きるような事は今回はないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

今日の一枚

 サッカーW杯より盛り上がった?無事大役を終えて西の空に沈むこの方。お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 


人気ブログランキング → ポチッとクリックして頂けると嬉しいです。