こんばんは。

 

 東京は11月に入りお天気に恵まれた日が続いています。昨日の文化の日は上着なしでも過ごせるようなポカポカ陽気だったようですね。

 

 「だったようですね。」と書いたのには理由がありまして・・・。実は2日に休みを貰えたので都会の喧騒を脱出し、電車でとある場所に出掛けました。そのとある場所とは

 

 上高地八ヶ岳の入口をちょっと

 

 1日夜にネットを見ていて上高地に行ってみようかと急に思いつき、そこまでの行程は行き当たりばったりと言う完全な個人の旅。(一人で出掛ける時はいつもそうですが・・・。)

 東京多摩地域から上高地に電車で行くとなると、行き方としては中央線の特急あずさに乗車して松本から上高地に行くのがオーソドックスな行程だと思いますが、行動制限があった頃では考えられないくらいの全席指定席である特急あずさの席の埋まり具合。なので予定を早めて行程の殆どを各駅停車で旅をする事に。以前から乗ってみたいと思っていた小海線を使って長野経由で松本に行き一泊する事にしました。

 

 小淵沢で次の電車まで時間があったので、駅周辺をブラブラ・・・。雲一つない天気で絶好の散策日和。富士山がこんな感じで見られました。

 

 

 中央線に乗っている途中、霧がかかっている場所がありましたが下の方を見るとまだ霧が残っていました。

 

 小淵沢から小海線に乗って小諸、長野を経由して松本に到着し2日は駅近くのビジネスホテルに宿泊しました。小海線の車窓と

スイッチバック方式で通る長野~松本間にある姨捨駅での様子がこんな感じでした。姨捨駅から見えた夜景が綺麗でした。

 

 

 初日は計画的ではなく、ほぼ車中で次に乗る電車の時刻を調べるような状況でしたが、お天気にも恵まれ紅葉など色んな風景を見る事が出来て良かったです。

 

 松本で一泊して迎えた2日目。こちらが今回の旅の本命の上高地散策。とは言っても宿泊するホテルや上高地までの行程もほぼ初日の車中で決めました。先の行動を決めた事と言えば、帰りの行楽客で混雑する事が容易に想像出来た新宿行きの特急あずさの指定席予約だけだったでしょうか。

 

 この日もお天気に恵まれ行楽日和となりました。家に着いてから知ったのですが(今回は随分派手に撃っているな、と言う感じでネットニュースは見ていましたが)、地上でてんやわんやの大騒ぎだった事などつゆ知らず、時間が経つにつれ行楽客で混むと予想し、早朝の電車で向かいました。地上で暖かくなると予想されていたとは言え、そこは標高約1,500mの山岳地帯。太陽が山の上から顔を出すまでは手がかじかむぐらいの寒さでちょっと甘く見ていました。が、その寒さも感じないぐらいの絶景の数々。それと、中国からのインバウンド客はまだ多くないと聞いていましたがやたらと飛び交う中国語での会話、と言うのが昨日(3日)の光景でした。

 

 それはさて置き、今回は時間や服装などの関係でトレッキングと言うよりもハイキングと言う感じ。河童橋⇔大正池付近で散策を楽しみました。その様子がこちら。

 

 

 ① -1  朝(太陽が山から出てくる前)の河童橋付近と穂高連峰の様子

  

 

 

②、③ 田代湿原付近からの穂高連峰と田代湿原

 

   

④、⑤ 大正池と焼岳

 水鏡とは正にこの事か、と言うくらい梓川の水は澄んでいました。

 

 

⑥ 対岸の散策路の様子

 紅葉が見頃の所もありましたが全体的にピークは過ぎたのかなと言う印象でした。

 

 

⑦  散策路 

 

 

⑧  昼間(太陽が山から出た後)の河童橋付近と穂高連峰の様子

   

 

  こんな動物とも間近で遭遇(繁殖期という事もあり熾烈な縄張り争いが繰り広げられておりました。)

 

 

⑩ 上高地バスターミナル

 マイカー乗り入れ禁止なので、マイカーで訪れる場合は途中の駐車場で止めてバスで送迎となります。

 

 

 

おまけ

 「標高1,500m」と聞くと気圧は850hPa前後で高層天気図は・・・と、つい気象予報士試験で得た知識が頭に浮かびました。

 

 一般のハイカーが入れるのも残り僅か。日中日差しがあっても、朝と昼過ぎからは急に寒くなるので防寒対策はしっかりと、靴は上のコースならスニーカーでも対応出来ますが

出来れば底が厚い方が良いと思います。

 

   澄んだ水の川の流れと壮大な山々、そして木々の紅葉。体も心もリフレッシュした2日間でした。

 

 

 

 

 


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