こんばんは。

 

 10月も半ばを過ぎましたが東京は今日も雲が覆う空模様。太陽が顔を出す事はなく時折雨が降る一日でした。関東付近は標高の高い山では紅葉がそろそろ見頃になる時期となります。旅行支援の制度もあり今度の週末も紅葉狩り等に出掛ける人が多いと思いますが秋らしい晴天になって欲しいなあと思います。

 

 さて、今日は前線を伴った気圧の谷が通過した事によりぐずついた天気となった所が多かった日本列島ですが、気圧の谷が通過した後は大陸の方から寒気が流れ込むと言うのがこの時期の気圧配置の典型的なパターン。どうやら明日以降そのパターンとなって気温が下がる所が多くなりそうです。明日9時の予想天気図が以下の通りとなっています。

 

18日9時予想天気図(気象庁HPより)

 

 大陸に優勢な高気圧、カムチャッカ半島付近にある前線を伴った低気圧、そして上の天気図には載っていませんが日本のはるか東に中心を持つ高気圧と言う気圧配置。前線付近が気圧の谷となります。前線が近くにある関東地方の天気の回復は他の地域より遅れる可能性がありますが、気圧の谷が抜けて大陸にある高気圧が東に移動してくる事から本州付近は西から徐々に天気が回復傾向となります。

 更に明後日(19日)の予想天気図が以下の通りです。

 

19日9時予想天気図(気象庁HPより)

 

  大陸にある高気圧が本州付近を覆い始めます。今秋の天気が例年にも増して気まぐれで中々予報通りにならない日が多いと感じるのですが、予想天気図通りであれば19日は明日(18日)よりも晴れる時間帯が多くなる事が期待できると思います。

 

 そして空模様も気になりますが、それと共に気を付ける必要があるのが明日からの気温です。今日9時の上空1,500m付近の気温の様子を850hPa高層天気図で見てみると

 

17日9時(標準時+9時間後)高層天気図(850hPa気温図 気象庁HPより) 

 

  標高の高い山で降れば雪になる可能性のある0℃の等温線(赤線)は北海道北部付近を通っています。これが明日(18日)9時の数値予報図を見ると

 

18日9時(標準時+9時間後)数値天気図(850hPa気温図 気象庁HPより)

 

 0℃の等温線は東北地方の北部付近まで南下する予想となっており更に19日9時の数値予報図でも同じような所を通っています。明日からは東京でも外出の際には上着がないと寒く感じるような陽気が続く可能性があります。

 

 気温が下がれば季節も進み綺麗な紅葉も見られてより秋が深まりますが、着る物に気を付ける等、体調管理を万全にして今年の秋を楽しみたいものです。

 

 

今日の一枚

  昨年観光で訪れた軽井沢にある雲場池を再掲。燃えるような紅葉のシーズン到来までもう少しです。

 

 

 

 

 

 


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