こんにちは。

 

  この時期の話題と言えば桜の開花の様子。地域によっては咲き始めた所、今が見頃な所、まだこれからの所と様々だと思います。当ブログでも都心の開花の様子を写真などで何度か紹介しましたが、東京の桜は見頃をだいぶ散ってしまいました。季節は桜色から新緑映える緑色へ・・・。その後に控える鬱陶しい時期傘傘までの束の間の時期を楽しみたいと思います。

 

 さて、そんな新緑の季節を迎えるこの時期に、天気図で日本の南海上に目を向けると、今年もこの時期になったかと思わせるような事象が発生しました。そう、台風の発生です。今年の第1号の名称は

 

 

 MALAKAS(マラカス)

 

 

 何だかラテンのノリで遠慮なくやって来そうですが、語源はタガログ語で「強い」と言う意味で、台風委員会の加盟国の中からフィリピンが命名の担当だそうです。

 

 

 台風のエネルギー源は海水から発生する水蒸気で、発達の目安となる海水温がだいたい27℃以上とされていますが、現在の日本の南海上の海水温がどのような状況になっているかと言うと

 

4月8日海面水温(気象庁HPより)

 

 台風が発生した赤道付近は25℃~30℃前後と台風が発生、発達するのに好条件となっていますが、日本近海はまだそこまで高くなっていません。(当たり前の話ですが・・・。)

 今回発生した台風1号(マラカス)の進路予想を見ると、海上の船舶や小笠原諸島への影響は出てくる可能性があるものの、日本列島への直接的な影響はなく、また北上するにつれ何れ衰えると思います。ただ来週の天気に間接的に影響を及ぼすかも知れません。

 

  明日の天気図が以下のようになっています。

 

   

10日21時予想天気図(気象庁HPより)

 

 今日(9日)の晴天をもたらしている高気圧が東に移動し、西から下り坂の傾向にありますが、日曜日までは北日本と東日本では天気の崩れは少ないと思われます。それと、下の方から台風がちょっぴり顔を出しています。

 それでは少し日にちを飛ばして来週の後半の気圧配置を数値予報図で見てみると、15日(金)21時の予報図が以下の通りです。

 

10日21時数値予報図(地上気圧図)(気象庁HPより)

 

 上の図を拡大すると

 

 

 

 橙色で囲ったのが北上する台風或いは台風から変わる低気圧です。日本列島はこれと能登半島付近にある赤く囲った低気圧に挟まれた格好になっています。橙色の台風又は低気圧から送り込まれる暖湿な空気と、北からの冷たい空気がぶつかり前線が発生すると予想されるので、上に書いた天気が下り坂傾向にある事と併せて来週後半は曇りや雨の時間帯が多くなり、場合によっては前線が刺激されまとまった雨になるかも知れません。今後の台風に動きに注意が必要です。

 

 

今日の一枚(プラスα)

 ある日の在宅勤務の様子。住猫1号(♂推定7歳)は小生の膝の上に乗っかり、住猫2号(♀推定7歳)はお気に入りのクッションで置物のように zzzz~♪

 

 

 

 

 

 

 

 


人気ブログランキング →ポチッとクリックして頂けると嬉しいです。