こんばんは。

 

 ここ数日、東京は朝晩を中心に気温が低く乾燥した「冬らしくもいい天気」が続いています。そんな12月も来週で終わり。と言う事は今年もおしまいです。

 昨日の記事でも書きましたが、この時期はクリスマスに年末年始と心がウキウキするイベントが続きます。

 取り敢えずはクリスマスですが、街にはイルミネーションが輝きテレビ、ラジオから流れる定番のクリスマスソングがそのムードを高めています。昼休みに近くのスーパーに買い出しに行きましたが、昨日までとは違い

 

 チキンにケーキにオードブル

 

と、陳列棚のラインナップがクリスマス仕様になっていました。

 

 クリスマスと言えば小生が上京したばかりの頃は、彼女がいてもいなくてもレストランやホテルを予約して迎えると言う変な?風習がありましたが、その頃のランドマーク的なホテルは既に存在しておらず、今となっては懐かしくもあり、皆お金を持っていてバブルに踊らされた狂乱のクリスマスだったなあ、と。

 

 さて、クリスマスが終わると年末年始。そして気象的には新型コロナが発生する前からこの時期に襲来する、いわゆる

 

「クリスマス寒波」or「年末寒波」

 

 どうやら今年もこの寒波がやって来るようですが、今回は気象庁からは「数年に一度」の強烈な寒波が来ると発表されています。

 

 その様子を上空1,500m付近の気温の様子で見てみると、まずは先週末(19日)9時。以下のの通りでした。

 

 19日9時850hPa(1,500m付近)高層天気図(気象庁HPより)  

  

 0℃(山間部での降雪の目安)-6℃(平地での降雪の目安)-12℃の等温線をそれぞれで示してみました。19日もそれなりに強烈が寒気が流入していましたが、この時の0℃の等温線が日本の南海上-6℃が瀬戸内海~関東北部、-12℃が津軽海峡付近を通っていました。

 

 では、26日9時の予想(24日9時発表)はどうなっているかと言うと

 

   26日9時850hPa(1,500m付近)数値予報図(気象庁HPより)

 

 それぞれ等温線が南下しており、-12℃の等温線は九州北部~四国、関東付近を通っています。この時の地上予想天気図が以下の通りです。

 

 26日9時予想天気図(気象庁HPより)

  

 大陸に1054hPaとかなり優勢な高気圧、東に前線を伴う発達した低気圧。教科書に載っているような

 

 西高東低

 

の冬型の気圧配置となっています。平地での降雪の目安となる上空1,500m付近の気温-6℃よりも更に低い-12℃の等温線がほぼ日本列島を覆う予想となっている事から山間部と日本海側では雪の降り方、積もり方による交通障害などに注意が必要と思われます。

 

 今日はクリスマスイブ。明日はクリスマス。場所によってはホワイトクリスマスになりそうですが、聖なる夜の贈り物がとんだ災害を起こさぬよう祈りたいものです。

 

 それでは皆さん

 Merry X’mas

 

 

 

 

 


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