こんばんは。

 

 穏やかな陽気だった週末から一転、今日の東京は最高気温が10℃に届かないこの冬一番の寒さ。横浜では初雪も観測されました。ここ数日、暖かかったので余計に寒く感じた方も多かったのではないでしょうか。昼休みに外に出ましたが体の芯から凍えるような寒さでした。

 

 さて、昨日2021年の世相を表す漢字が発表されました。今年は夏に行われたオリンピックで金メダルを獲得した選手、金字塔を打ち立てたスポーツ選手や有名人が多かったという事で

 

 「金」

 

 でした。この漢字が選ばれるのは2000年以降これで4回目。夏季オリンピックが行われる度に選ばれているようで、予想出来た方もいらっしゃったかと思います。まあ、その年を象徴すると言う意味では相応しいのかも知れませんがちょっと新鮮味に欠けるような気も・・・。

昨年は新型コロナウィルスにより人が密集する行動に神経をとがらせたと言う意味で「密」が選ばれましたが、今年もこれに振り回された年だった事から、例えば「コロナ禍」の「禍」とか・・・。

 

 この話題が出ると、「あなたの今年一年を漢字で表すと」とレポーターが街頭でインタビューする様子をテレビで見かけますが、個人的に今年一年を漢字で表すと、夏前に親を見送った事と、つい最近上の子の進路が決まりまだ学生生活が続きますが、社会の入口に送り出し子育てが一段落した気持ちになったと言う訳で

 

 「送」

 

 でしょうか。

 

 人それぞれ、今年どうだったかを表す漢字なり言葉なりがあると思います。

 

 

 言葉と言えば、学生時代にお世話になった方も多いであろう三省堂国語辞典が全面改訂されて発売されるとか。改訂と言う事で新しく加わる言葉もあれば辞典から姿を消す事もあり時代を反映した内容になるようです。

 

 新たに加わる主な言葉としては、コロナ禍の中でよく耳にした 

 

 「黙食」、「人流」 

 

 や若者の会話を聞いていると出てくる

 

 「ラスボス」

 

 など・・・。

 

 その一方、既に普段の会話で使われなくなった

 

 「コギャル」、「MD」

 

 と言った言葉が削除されるようです。

 

 90年代渋谷の街を席巻した「コギャル」と言うフレーズは確かに聞かれなくなりましたがもう削除なんですね。時代の流れ、流行り廃りの流れが早い事を実感します。

 また、ネット配信の今の時代、「MD」が何か知っている若者は恐らく殆どいないでしょうね。カセットテープよりも寿命が短かったでしょうか。

 

 世相を反映する言葉は生き物であると、ある専門家が語っていたのをテレビで見た事があります。命が宿る言葉。日々の生活で大切に使いたいものです。

 

 

 

 

 

 


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