こんばんは。

 

 7月も残り約10日となりました。関東甲信越までは梅雨明けしたとみられ、これで本格的な夏シーズンの到来と言えるでしょうか。カラ梅雨&7月に入ってから連日の猛暑で、今年はホントに梅雨があったのか首を傾げたくなりますが・・・。

 そして我が家もそうですが、子供はウキウキ、親は子供の宿題、特に毎年恒例の自由研究と言う「四文字熟語」に頭を悩ませる夏休みが始まります。

 

  さて、話は変わり梅雨が明けるといよいよこいつの出番です。

 

  そう、台風シーズン!!

 

  早速立て続けに台風5号、6号が発生しました。気象庁発表21日21時の日本付近の天気図を見ると

  

 

  

  右側の赤枠が台風5号で、台風の卵である熱帯低気圧がフィリピン近海にあります。(左側の赤枠)

  

  では、台風6号はと言うと・・・。 

 

 日本の遥か東の太平洋上、東経180度の日付変更線付近で発生しています。今の所、日本に近付く進路予想となっています。

 

 更に上の天気図をよ~く見ると、インドシナ半島付近にTDと書かれた記号がありますが、これも熱帯低気圧です。

 

 このようにポコポコ台風と熱帯低気圧が出来ている訳ですが、同じ時刻(21日21時)の赤外画像を見ると    

 

 青枠が日本で赤枠が上で説明した熱帯低気圧と台風の雲の様子となります。日本の南海上にある纏まった雲を始め、北緯10度付近にも熱帯低気圧→台風になりそうな、怪しい雲の塊が見られます。

 

 さて、当面は台風5号、6号の今後について気に留めておく必要があります。まだ1000hPa前後と「ひよっこ台風」ですし、今の段階で日本にどう影響を及ぼすかどうかは分かりませんが、日本近海の海面水温を見ると

 

  27℃以上と非常に高い状態となっている事から恐らくエネルギー源となる水蒸気をタップリと吸い込みながら発達し移動してくる事が予想されます。進路は今後の太平洋高気圧の位置及び勢力の強さによって定まってくると思われます。

 

  ちなみに、前回の記事で「動かない四国付近にある低気圧」の事を書きましたが、明日9時の予想天気図によると、いつの間にか

 

  

 熱帯低気圧に変身する事が判明しました。

 

 仮にこれが台風になると、日本に近付いてくるであろう他の2つの台風と絡んで、この時期よく見られる複雑な進路を辿る事になるかも知れません。そういう意味では、北海道付近にある梅雨前線の残党が何だか気になる存在なのではあるのですが・・・。

 

 


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