こんばんは。

 

 台風3号が温帯低気圧に変わって日本の東海上に抜けて天気が回復するのかと思いましたが、梅雨前線(停滞前線)が南下して

今日(7/5)の6時少し前に島根県で、そして夕方に福岡県と大分県で大雨特別警報が発令されました。(島根県は既に解除)

 

  ニュース等で報じられていますが、特別警報が出ている地域を中心にかなり大きな被害が出ているようです。このような気象状況で近くを流れる川の様子を見に行く方がいますが、そのような事は絶対にしないようにして頂きたいと思います。

 

  気象庁発表の明日(7/6)9時の予想天気図は以下の通りとなっています。

 

 

 

 台風3号が九州に上陸し日本列島を横断した時の天気図と梅雨前線が南に下がっている以外にあまり変化は見られません。また台湾付近には熱帯低気圧があります。水蒸気量の目安となる850hPa図の相当温位分布と風の流れを見てみると

 

 

  気象庁5日21時発表の6日9時(左側)と21時(右側)の予想図です。赤く丸で囲った箇所が九州です。図が小さくて見えづらいのですが、340K前後の相当温位をもつ暖湿な空気が南寄り→西寄りの風によって九州地方に向かっており、この事が要因となってこの辺りにある前線の活動が活発になっています。5~6日にかけてほぼ同じ空気の流れとなっているので、引き続き注意が必要と思われます。

 

  それにしてもここ数年、ゲリラ豪雨と称される異常な雨の降り方が各地で見られますが、やはり地球温暖化の影響なのでしょうか。梅雨末期から夏は大気の状態が不安定になりがちですが、今年も注意が必要ですね。

 

 

福岡、大分に大雨特別警報=各地に避難指示、不明者も-梅雨前線活発化・気象庁
 活発な梅雨前線の影響で、九州北部では5日午後、局地的に猛烈な雨が降った。気象庁は午後5時51分に福..........≪続きを読む≫

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