こんばんは。

 

  4月最初の1週間も終わろうとしています。4月から進学、就職で新生活を送っている人にとっては、明日明後日は待望の、且つ貴重な休日ですね。1人暮らしを始めた人にとってはそろそろ親御さんの有難みが身に染みる頃でしょうか。

  小生も大学進学で地方から上京してきましたが、1人暮らしが楽しいと思ったのは最初の1~2週間だったような気がします。何はともあれ貴重な休日を有意義に過ごして下さいね。

 

  さて、試験から約3か月、合格発表から1か月経とうとしている今頃になって振り返っている訳ですが、今回はいよいよ本題に入りたいと思います。

 

  前回の記事で試験には学科一般、学科専門、実技の3つがある事、試験免除の制度がある事を説明しましたが、今回はその制度の恩恵を受けて、学科免除で実技のみの受験でした。従って実技試験のみの振り返りとなります。悪しからず・・・。  

 

  実技試験は2部構成でそれぞれ75分となっています。これを午後の1時ぐらいから休憩をはさんで夕方の4時ぐらいまで受ける訳ですから、午前の学科から受験すると終わった頃には頭が真っ白な状態になります。前回の記事で免除制度がオイシイ特典と言った理由がそこにある訳です。

 

  では、まず実技1から・・・。ドラマ仕立てで書くとストーリーはこんな感じになります。

 

◎キャスト

 ・四国沖の低気圧と3種類(閉塞、寒冷、温暖)の前線

 ・混合比、仮温度

 ・SSI

 ・もうひとつの低気圧

 ・関東の地上実況と高層風図

  

◎舞台設定

 6月初めの日本の南岸と首都圏。この時期真っ先に思い付くのが、日本の南岸にビヨ~ンと長く横たわる停滞前線(梅雨前線)ですが、時期的にはちょっと早いかな~、って事で四国沖にある低気圧が主人公。

 でも主人公はまあキャストとしては有り得る話として、脇役として混合比やら仮温度って単語が並んだ時には「ヤベッ」って思いました。前回の投稿で書きましたが、今回は免除された試験科目があり、特に学科一般に関しては殆どノータッチだったものですから、まさかそこで取り上げられる題材が実技で出てくるとは。

 

  不安要素を抱えつつ問1。お決まりの天気図用語穴埋め問題。ここはサラッと片付けたい所ですが、仮にど忘れしても1つ1点ですからね。あまり引きずると時間配分を誤って問2以降に響くので、そこは飛ばして先に進んだ方が得策です。

 

  ん?⑤の直行→直交??って事で⑤は全員正解になったようです。

 

  

 

  続いて問2。前線描画は850hPa相当温位図の相当温位線の混んでいる所の辺りに描くのは良いとして、その後の水蒸気量の特徴やら風の特徴を記述する設問で手間取り、止めは上に書いたノータッチだった混合比やら仮温度。よく読むと問題に答えを求める為の式が与えられていたので、用語はあまり関係なかったのですが、とにかく時間をロスしてしまったので、(3)の数値を求める問題の解答は殆ど白紙だったような気がします。

 

  問2の出来が悪く、焦りと落胆した気持ちが交錯する中、問3と問4を解答。良く覚えていないのですが解答例とほぼ同じ解答だったようなそうじゃなかったような・・・。でも恐らく的外れな事は書いていなかったんでしょう。

 

    こうして実技1の75分が終わりました。この後の実技2は時間も余り手応えもあったので、とにかく解答を全て埋める事が出来なかった実技1の出来が合否を左右すると試験が終わった時に感じました。なので合格基準が68%以上って聞いた時は難しくなかったのかと驚き、更に自分がそれを上回っていた事に更に驚いたのであります。(実技2で稼いだような気もしますが・・・。)

 

 と言う訳で、後日その実技2の所感について書きたいと思います。

 

◎ 実技試験のポイント(あくまで個人的見解ですが)

 ・低気圧中心の位置、何かの領域(湿潤域など)の移動の把握はトレーシングペーパーを使って丁寧にトレースしましょう。     

  

  

  

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