こんばんは。 

  

  サッカーのクラブ世界No1を決めるクラブW杯が日本で行われています。この大会の前身は、南米とヨーロッパのチャンピオンクラブが、中立地である日本で雌雄を決する「トヨタカップ」です。それが様々な経緯を辿り、各大陸のクラブチャンピオンが集って世界一を決める今の形式になりました。ちなみに来年と再来年はUAEで開催されるようです。なので日本のクラブが来年の大会に出場するには、アジアチャンピオンズリーグを制覇しなければなりません。
  
  大会の形式やスポンサーが変わっても(ちなみに現在はアリババと言う、中国のIT企業が大会スポンサーとなっています。)南米と欧州のクラブの強さが突出している、これまでの構図に変わりありませんでしたが、今回その構図がついに崩れました。ヨーロッパCL等から比べると大会のステータスとしては下がる事を考えると、サッカー界にとっての大事件とまではいかないのかも知れませんが、どちらかと言うと興行的意味合いの強いこの大会に注目が集まるのは間違いないでしょう。


  リーグ戦年間成績3位からチャンピオンシップを勝ち上がり今シーズンのJリーグチャンピオンの座に就いた鹿島アントラーズ。 神様ジーコが来日し、勝負の厳しさや勝利への執念を植え付けたこのクラブが南米のトップクラブを破り決勝へコマを進めました。

  相手のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)は、移動による肉体的なコンディションに加え、南米の大会で対戦する予定だったブラジルのクラブが墜落事故に遭った精神的ショックを抱えての来日でした。それを差し引いても、南米のチャンピオン相手に3-0で勝利を収めた事は高く評価して良いと思います。何度も決定機を作られるなど、点差ほど楽な試合ではなかったと思いますが、GK曽ヶ端選手を中心にディフェンス陣が良くしのぎました。

 

  そして鹿島アントラーズと対戦するのが誰もが知っているレアル・マドリード。C・ロナウド選手を始め世界の名だたる選手が揃いそれを率いるのが、フランス代表の中心選手だったジダン監督。そんな世界的なクラブとJリーグクラブが公式大会決勝で対戦する事は、この先無いかも知れません。(フレンドリーマッチでさえ相手にしてもらえるかどうか・・・。)

  

  勝ち負けは別にしてレアル・マドリードを、C・ロナウドを本気にさせるようなプレーをアントラーズの選手には是非して欲しいなあと思います。 

 

鹿島がアジア初の決勝進出=南米王者に3-0-クラブW杯サッカー
 サッカーのクラブ世界一を争うクラブ・ワールドカップ(W杯)第3日は14日、大阪府の市立吹田サッカー..........≪続きを読む≫

 

 

 


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