組織のTOPの器、指導力の成長が
大きくその組織(チーム)の伸びしろになる。
逆にトップが成長しないと、トップ自身が
その組織のボトルネックになると私は思っています。
ここのトップというのは経営者だけではなく、
チームを持っているマネジメント全員が当てはまります。
私も含めて、マネジメントに携わっている人はそのことを
強く認識し成長することが市場・顧客、社内から求められます。
ABUの局長、MGR合わせて50人以上になりこの幹部の成長は、
市場を大きく牽引し、組織の成長に繋がると判断し、
ABUの局長、MGR全員にこの2冊を配布しました。
私が経営、組織マネジメントで強く「型」として活用しているものです。
経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目/新 将命
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組織力を高める 最強の組織をどうつくるか/古田 興司
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以前、大事にしている「型」を共有すると思わぬ産物を得ることができました。
子会社(CAT)の経営を行っていた際、取締役・MGRと会議をしていると、
言っていることがなかなか伝わらずに困っていたことが多かったのですが、
私が経営で活かしている「型」となる書物を共に読み始めることで、
格段に理解の早さが高まり経営の意思決定スピードが高まった経験があります。
大きく彼らの成長にも繋がったと思います。
ABUでも徹底的に「型」を浸透させていきたいと考えています。
スポーツでも経営(マネジメント)でも「守・破・離」というものがあります。
「守・破・離」とはこのように捉えていますが、
「守」
最初の段階では、上司(トレーナー)の話を守り、
できるだけ多くの話を聞き、上司(トレーナー)の行動を見習って、
上司(トレーナー)の価値観を自分のものにしていく。
すべてを習得できたと感じるまでは、指導の通りの行動する。
「破」
次の段階で、上司(トレーナー)話を守るだけではなく、破る行為をしてみる。
自分独自に工夫して、同時の他から得たもので実践してみる。
「離」
最後の段階では、上司(トレーナー)のもとから離れて、
自分自身で学んだ内容をさらに発展させる。
「離」の状態からまたさらに成長したいときは、「守」に戻ることをお勧めします。
ここで変に「守」に戻れない幹部を多く見かけますが残念です。
世にはたくさんの「型」が存在しています。
触れたことのない書物にもたくさんの気づきがあります。
成功・失敗経験をたくさんしている方も興味深い
「型」をたくさん持っています。「型」を得て成功体験を積み、
どんどんオリジナルに変えて組織貢献につなげることが大事です。
「守・破・離」のPDCAサイクルを高速に回せる人材を一人でも多く、
増やしていき組織力向上に努めていきたいと思います。