ソウル法務士会との交流報告 | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

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LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

先週、おかげさまで無事、韓国法務士会との交流のためのソウル訪問を終えました。

 

10年以上前に訪問した「非武装地帯」が、世界190カ国で配信された韓国の2019年人気ドラマ「愛の不時着」で、世界レベルで人気の観光地となっていて、前回訪問時より大勢の人々が訪れていたことに、後で気が付いた次第です。

 

          ソウル南部法務士会館

 

都羅(トラ)展望台の無料双眼鏡から眺めた北朝鮮の開城(ケソン)市は、なぜか、生活感を伺うことができない街で、人々の暮らしぶりが分からず、人さえも見つけることができなかったのが不思議です。

 

法務士会に芸能人が使う高級ロケバスを貸し切ってもらって北緯38度、非武装地帯に向かったのですが、役員の姪っ子さんがブラックピンクのメンバーの一人だったと言われても、私たちはブラックピンクを知らず、何ら反応ができず、期待外れに終わったようです(笑)

娘は、「それはヤバイよ」と驚いていたのですが。

 

     北朝鮮の開城(ケソン)市

 

さて、たかが神奈川県の司法書士会の訪問でしたが、私たちは想像以上の歓迎に驚き、感激した次第です。

 

南部地方法院(裁判所)への訪問では、私たちが到着するのを職員が玄関でお出迎え、裁判所に入ると全員が手を止めて起立してまでの挨拶を受けました。

 さらに、所長裁判官(裁判所のトップ)が、私たちのために歓談の時間を確保し、所長室に通され、しばし韓国の裁判事情の話をしてくださいました。

 歓談後は法廷内の案内。法廷内にある裁判官の席や出入口なども通していただき、驚いた次第です。

 

その後、ナント裁判所の公用車で登記局(法務局)への送迎。法務局でも、職員のお出迎えを受け、全員起立挨拶。

そして調査官の使うパソコン画面を通して、実際の登記簿が作成される過程を申請中の案件で、記入・校合までを実演していただきました。

 

また、所有権移転登記と抵当権設定登記が別々の法務士のときは、受付処理をされた登記申請書を預かるロッカーがあり、あとに申請する法務士は、そのロッカーの暗証番号により先に受付処理された申請書を取り出して、一緒に申請することもできるようになっていました。

 

その後、法務士会の役員全員の方と交流会(会議)を終え、その全員が参加しての韓定食でのおもてなしを受けたりと、今までの交流で、最高レベルのおもてなしを受けたようです。

 

来年は、私たちが法務士会の接遇をする番ですが、どんなおもてなしが喜んでもらえるのか、今から思案しているところです。

 

 

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