大物アーティストとの出会い | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

横浜 コーディアル司法書士 所博之

LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

先週は、司法書士資格ガイダンスへの登壇、千葉での家族信託と任意後見のレクチャーのための依頼者宅への訪問などがあり、あわただしくしていました。

 

おかげさまで、このブログを書くようになり、今年で10年を迎えることになりました。事務所開設し、まもなく10周年となりますが、このブログのおかげで、近況を報告することができています。

 

更新頻度はゆっくりですが、大勢の方に読んでいただいているようでうれしい限りです。

            

          日光白根山にて

 

さて、今回は、弊所を救っていただいた大物アーティストとの出会いについてです。

信じられないかもしれないですが、本当の話です。

 

10年前に講師業を辞め、現場へ舵を切ったものの思うほどに仕事もなく、赤字続きで貯蓄を取り崩しながら事務所を続けるも、このままでは家族を路頭に迷わすのではないかと不安になることも多かったのが1年目でした。

 

さすがに抹消登記の依頼が1件だけという月が3か月続いたときは、恥を忍んでも講師に戻った方がよいのではないかと何度も思い、喉までその言葉が出かけていました。

 

事務所開設から赤字続きで1年が過ぎた、そんなときです。

弊所を開設した際、大学の先輩に連れられて、たまたま挨拶に伺った税理士が弊所に来所され、相談を受けました。

 

その内容は、顧問をしている方の2つの会社の役員を退任させたいのだが、辞任・解任は避けたいというものでした。

その税理士は頭を抱えて、なんとか穏便に退任させる良い方法がないものかと仰り、そのことで夜も眠れないということでした。

 

よほどの事情があることだと思いましたが、聞けば、会社の株は代表者がすべて所有しているとのことでしたので、「難しいことではないです、弊所にお任せください。」と答え、すぐに対応しました。

 

それから、その税理士が顧問をされている代表者が、印税だけで毎年羨ましいほどの収入がある大物アーティストであることが判明し、「報酬はいくらでも大丈夫です。お金はいくらでもあるので。」と言われました。

 

たったそれだけのことで、そのアーティストから弊所へ続々と仕事を依頼いただき、一気に黒字に転換しました。

気が付けば、貯蓄を取り崩すどころか、貯蓄に回す余裕が出てくるようになりました。

 

今でも一流ホテルのラウンジで、そのアーティストとの初対面の時を思い出します。

挨拶のとき、ジャケットの内ポケットを探りながら「あ、先生、ごめんなさい。名刺忘れちゃった。」と言いつつ、カバンの中からCDと書籍を取り出し、私の前でそれらにサインをして「これ申し訳ないけど、名刺代わり。」と言って渡されたときのスマートさ。

私はとても緊張していましたが、そのおかげで随分とその場が和らいだことも。

 

それから我が家では、ヤフーニュースにそのアーティストのことが出ると話題になり、親近感が湧いてくるようになりました。

 

我が家の救世主は、その大物アーティストをつないでくれた税理士です。本当に感謝しかないです。

これが、信じられないかもしれないですが、夢のような本当の話です。

 

 

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