前回の記事はこちら。

果物

最高の果物は、野生のベリー類、レモン、ライム、トマト、オリーブとアボカドです。丸ごとの果物(ジュースにした状態を除く)は栄養価が高く、繊維質も豊富なので、食事の終わりにデザートとして食べることができます。オーガニックの野生のベリー類は優先すべき果物です(ただし常識的な量の範囲で。食べ過ぎれば血糖値を上げてしまいます)。ベリー類に含まれるポリフェノールが認知機能低下の予防および改善に役立ちます。

 

伝統的に、果物は冬に備えて脂肪を蓄えるために夏の終わりに食べられてきました。GI値が高いため、トロピカルフルーツの摂取は控えましょう。ただし、グリーンバナナ、マンゴー、パパイヤ、オオバコは難消化性デンプンを含むため、少量なら摂取して構いません。

 

アボカドは様々な栄養素・食物繊維・有益な脂肪が多く、非常に優れた果物です。アボカドはグルコーススパイク(補足:急激な血糖値の上昇)を誘発せず、ケトジェニックな状態に移行する助けになります。アボカドはあらゆる食事に加えることが簡単で、厚い表皮があるためオーガニック栽培のものでなくてもかまいません。

 

アルコール

アルコールについての疫学的研究によると、1日1杯のワインは、心臓保護と神経保護の両方が可能がありますが、脳の健康に関しては、今アルコールを飲んでいない人々が認知症予防の目的でアルコールを飲むべき積極的な研究結果はありません。

基本的に、すべてのアルコールが神経毒であることを忘れないようにしましょう。

ある研究では、ApoE4キャリアはいかなる量のアルコールでも悪影響があることを示しています。時折アルコールを楽しみたい場合は、血糖上昇を避けるために、食事の前後に数十mlの辛口の赤ワインにしてください。アルコール乱用歴のある人は、完全に止めるのが一番良い方法です。

 

次回はナッツについての解説です。

 

 

 

 

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