ちょっと専門的な話ですみません。音楽関係者でないと、あんまりわからないかもですが。かなり衝撃的だったので、取りあげて見ようかと思います。
通常、CDの様に、きちんとした形で、音質もよいという音源制作の場合、このような手順がとられます。
1.素材を録音する
ミュージシャンを集めて、スタジオで、録音する場合や、コンピューター上で、コンピューターの中にいれたピアノやらドラムやらなどの音をオーディオデータ化する場合。などがあります。もちろん、歌も録音したりもします。
2.ミックスする
1で録音したたくさんの音を音楽的に、合わせていく作業。
3.マスタリングする
2までの過程で、音楽としては成立する音になるわけですが、ここで最後のひと手間。音を綺麗にするというか、プロっぽくするというか、製品として整えるという作業があります。しかし、このマスタリングという作業。職人技が必要で、エンジニアによって、大きな音の違いができてきます。
それだけに、料金もお安いわけではなく。
また、2までの作業は、こんな私でも、大きな仕事でなければ、出来てしまうのですが。。。マスタリングという工程には、なかなか手が出ませんでした。耳と経験が必要だろうと思っていましたから。
しかし、先日、facebookにのっていたあるサイトがありました。無料で、マスタリングをするサイト。
Lander(宣伝しているわけではないのですが。。。)
ああ、どこかの会社に音源を送って、それをしてくれるのかなあと。
ところが、このネット時代。そんなことはなく、なんと、サイトに登録して、HP上に音を載せるだけで、自動でマスタリングしてくれちゃうのでした。
もちろん、無料には制約があって、mp3ででてくるわけですから、CDの音質よりクオリティが下がるのですが。サイトには、ちゃんと、有料で、でも、安価でハイクオリティのマスタリングをしてくれるということでした。
まあ、自動だから、自分好みの音になるとは限りませんが、音圧もあがるし、音が立ってくるし。自分のミックスだけのものよりは、コンペに通りやすくなりそうな気もします。
なんて、すごい時代なのだろうと思うと共に、ますます、音楽の現場の仕事環境は厳しくなるなあとも思います。
まあ、工場が機械化されれば、今まで手仕事でした仕事はなくなり、雇用が減る。しかし、それを上回るアイディアで生き残っていく。
これが、世の常ですから。私も大いに恩恵に預かりつつ、自分のアイディアを磨いていかなければならないと思う次第です。
しっかし、こんなのありえないと思っていたのに。。。誰かが作っちゃうのよね。こういうシステム。。早いもの勝ちといいますか、これだって、アイディアなわけで、それを形にしてみせちゃったから、こんな世界の端っこにいる私もぶったまげているわけですわね。
やはり、地味でも、ちゃんと生の演奏ができること、生の歌を歌えることは、大切だと思います。