『厚生局による「新規指導」の乗り切り方』というブログを拝見しました。 | 【岩手・紫波】行政書士 佐々木浩哉

【岩手・紫波】行政書士 佐々木浩哉

前職は岩手県立病院の事務職員。今は行政書士。

アメブロではなかったのですが、書いてあったのは、本物のお医者さんでした。

 

厚生局による「新規指導」の乗り切り方』 ということでです。

(幻冬舎 GOLD ONLINE 新米開業医の通過儀礼・・・厚生局による「新規指導」の乗り切り方を参照)

昨日の新規個別指導の当日提出資料の件もここを参照させていただきました。

 

先生ご自身が「小心者」とは書かれてますが、開業半年から開業時の支援していただいたところの協力を得て、

2か月ほどかけてシミュレーションしており、実際の指導の際に慌てずに済んだとのことです。

 

通常、「新規個別指導」でも約1か月前に通知が送付されてきます。

指導とは言っても、正当な理由無しに、行かなければ、即、監査になります。

最悪の場合、保険医の取り消しもあり得ます。

また、不当な請求が見つかれば、その分を返還しなくてはなりません。

中身は、結構ハードです。

 

わたしは、院内を拝見して、掲示物を確認させていただくところを無料で行います。

本来、掲示物は、様々な事務に関することを行って、最期に張り出すことになります。

ということは、保険診療についての事務をどのように行っているかという結果が現れるところだと思っています。

実は、掲示されている物やその状況と院長先生へのヒアリングで、保険診療への対応がどうなっているか、おおよそのことがわかります。

 

そして、受任したあとであれば、こと細かいチェックポイントを詰めていきますし、対策を提案できます。

開業間もない、それほど、プレッシャーのないところで1度はチェックさせていただきたいのです。

そして、通知が来た時点から1か月間、院長先生ご自身が一番大変ですが、1度は模擬で経験しているので、

実際の提出資料や、当日持参の10名の方への対応を行うということで、より良い、対策ができると思います。

本来はこのように対応させていただきたいのです。

ただ単に厚生局でホームページに掲示してある資料を印刷して先生にお届けするものとは違います。

 

サポートされているコンサルタントさんがどう対応されるのかを1度確認しておかれたほうがよろしいのではないかと思います。

さらに、コンサルするところがあるのであれば、個人情報保護に関することについても掲示に気をつけなくてはなりません。

その掲示についても対応できていらっしゃいますでしょうか?

 

東北厚生局の掲示板にある資料では、適時調査の際の事前提出資料に下記の掲示物の写しを提出することとなっております。

①「施設基準等」②「入院時食事療養費」③「保険外併用療養費」④「保険外負担」の4点です。

後ろの2点の③と④についての意味はおわかりでしょうか。

該当する項目があれば、掲示はもちろん、該当する患者さんに丁寧な説明と同意が求められています。

そして、同意書に署名していただくこともです。この点についても、対応できていらっしゃいますでしょうか?

 

わたしがやろうとしていることは、現在のコンサルタントさんのあら探しに見えるかもしれませんが、

掲示物を拝見させていただくことによって、対応できていらっしゃらないところを教えて差し上げたいのです。

全てを否定するものではなく、ほんのちょっとした『点』なのです。

 

保険診療に関わる「新規個別指導」や「個別指導」に特化しての対応と思っていただいて結構です。

 

今であれば、出張料もいただきませんので、本来は高額のサービスと成りうるものを無料で提供いたします。

誰でもができることではありません。

 

どうぞ、ご一考願います。