これまでプラレールの動力車や貨車を色々作ってきましたが最近では、レイアウトのサイズ感や創作性においてショーティーに注力するようになりました。ただ難しい点はそのスピードです。
ショーティーというデフォルメは通常のプラレール動力車の速度は似合わないような気がします。もっとゆっくり走らせなければ駄目です。ゆっくり走らせたほうがショーティーというデフォルメというか縮尺にマッチしていると思うのです。
これまでショーティーサイズを作るのにダイソーのプチ電車シリーズを使ってきましたが、それだけではスピードを抑えることはできませんでした。ではどのように対応したかといえばスピードコントローラーを使ったり、低速モーターを使ったりといろいろ工夫しました。しかし100%うまくいかなかったのです。
電圧を落として低速度を得ようとするとモーターの力も弱くなってしまい始動が非常に不安定になるのです。走行も安定しません。
最近タミヤ(TAMIYA) 楽しい工作シリーズ No.189 ミニモーター低速ギヤボックスという減速疑ギヤに出会い、それを使用することによって力もそのまま(むしろ強くなる)でスピードだけゆっくり走らせることができました。
最初から見つけていればよかったのですが、ちょっと遠回りしてしまいました。
さて外見の電車は何にしようかと思ったのですが、ちょっと横着して以前制作したDF200を採用することにしました(やはりディーゼル機関車じゃないと架線問題があるので)
■レギュラーサイズのDF200
低速ギヤボックスの幅は2mmほどプラレールゲージより大きくて、車輪の制作にはちょっとしたアイデアが必要でした。しかしこれもひらめいてしまえば3Dプリンターのちからでサラリと解決しました。
ゆっくりとしたスピードで走るのは景色としてナチュラルで自分としては非常に心地良いものです。創作プラレールショーティーも最終形になってきたなという感じを受けました。
ちなみに電池は単3ではなくリポバッテリーを使用しました。