10.1インチ超薄型ボディのYoga Book with Windowsをレビューしてみる | フリーランスエンジニアのお気楽日記

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巷ではSurfaceブランドの末っ子Surface Goの話で盛り上がっていますがレノボも軽量薄型のWindows端末がありますよね。その名もYOGA BOOK。10.1型の10点タッチパネルIPSモニターで解像度は1920x1200、Windows 10 Home 64bitで4GB、64GBストレージ。面白いのが同じようなボディでOSがWindowsではなくAndroid版も発売されていたりします。

 

 

 

もう1つ話題になったのがキーボード。物理的なキーボードではなくHaloキーボードと呼ばれるタッチ式キーボード。キーボード部分が全面液晶という訳ではない様で、バックライトによってキートップが浮き出る仕組みなんだそうです。

 

設定すればキートップを押した際のフィードバックを小さな振動で感じられる設定も可能です。物理キーが無いので押した感がない対策ですかね。確かスマホでもそんな設定ができる端末がありますよね?ただ連続で打っていくと振動が遅れ気味になるので本物の物理的なキーボードと同じ感覚、というところまでは期待しない方が良さそうです。

 

 

YOGAシリーズ独特のヒンジ部分。

 

 

見た目も構造も特殊でかっこいいヒンジ。角度を付けてしっかり固定でき、360度開閉もできています。キーボード部分を360度裏に回せばYOGA BOOKはタブレット風に使うこともできます。ただタブレットだと思うと少々重いですかね。

 

 

ThinkPad T470sとサイズ比較。T470sは14インチタイプなのでYOGA BOOKの方が明らかに小さいです。

 

 

ただ大きさよりも衝撃的なのが薄さと軽さ。YOGA BOOKの厚さはディスプレイを閉じた状態でも1cmを切って9.6mmと極薄です。まさにAndroidやiOSのタブレット並み。重量は手元のスケールで測定すると734gほど。T470sが1403g、参考までに12.1インチのLet's note NX2が1262g。この薄さと軽さは正義です。T470sを購入した時も感じましたがノートPCは小さく・薄く・軽いマシンが正義です。使い続けるとそれは強く感じます。

 

 

YOGA BOOKですが、サイズ感で言うと薄さ軽さ共に問題無しです。ただいつも使うサブマシンとしてだと少し攻め過ぎていて使いにくい印象。Atomマシンでメモリ4GBと非力で何でもこなすという訳でもなく、キーボードが特殊で馴染むまでは明らかに効率が悪いのもマイナス点。サブのサブくらいが丁度いいかもしれません。

 

 

ただそこまで落ちるとAndroidタブレットでいいかなとも。メールやウェブサイトを閲覧する程度だとAndroidタブレットが既に馴染んでいて操作もサクサクで楽。結局まじめにサブ機として使うにはYOGA BOOKだと使いにくいし、ライトな使い方をするならAndroidタブレットで十分だし、ということでYOGA BOOKは近く手放し10インチのAndoridタブレットを買うことになりました、というお話でした。