https://ameblo.jp/hirots2525kun/entry-12851478888.html



退院した日の夕方に


見舞いに来てくれた彼女。


言外に


「退院したのなら、


 連絡くれてもいいじゃないの」


わたしは


「わたしのことなど


 忘れていたのでしょ?」


言葉には、出しませんでした。


その後ふたりで、会いました。



夏休みも、そろそろ終わり


東京に戻る日が近づいていました。


「姉が、


 『Hiroくん連れて


  ふたりでうちに遊びに来なさい』


 と言ってるんだけど、どうする?」


ふたりで、おねえさんのうちに


遊びに行くことになりました。


日曜日のお昼どきでした。


お昼ごはん、いただきながら


おねえさんが


わたしの入院とお見舞いの話を


されます。


そして


「それは奈々ちゃんが


 いけないわね」


奈々ちゃん


彼女が岡田奈々さんに


どこか似てるから


わたしのこころのなかだけで


呼んでいる彼女の


ニックネームです。


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「奈々ちゃん、もっとはやく


 お見舞いに行かないとね」


奈々ちゃん、不満そう。


「だって、わたし日曜日以外は


 お仕事だもの」


「それは、そうでも


 Hiroくんが


 入院したと聞いたら


 何はおいても


 駆けつけるくらいじゃないとね。


 わたしが奈々ちゃんだったら、


 きっとそうすると思うよ」


to be continued 


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