オフ会で二次会に利用させてもらった


中洲のスナックについて


書きます。


そのスナックのママさんとの


出会いから始めます。



竹馬の友が


わたしを彼の行きつけの


中洲のスナックに


飲みに連れて行ってくれました。



わたしは、それまで


あまり中洲で飲むこと機会がなく


居酒屋や焼鳥屋の方が


好きでした。



その店に、アルバイトの女性が


いました。


お客さんも少なく


その子はわたしのカウンター席の


前に立ってくれました。


すぐに打ち解けて


わたしは彼女の名前を尋ねました。


ファーストネーム ゆき


源氏名ではなく、本名とのこと。


「どんな字?」


「雪です」


わたしはその頃ハマっていた


映画「なごり雪」の話をしました。


ヒロインのなまえが


雪子であること。


何度も映画館に足を運んだこと。


ついには、ロケ地の臼杵を


訪ねたことを話しました。


映画「なごり雪」① | Hiroのつれづれ日記



彼女は


「Hiroさん、わたしのために


 歌ってくださいね」


まずは伊勢 正三さんの


🎵なごり雪。


次は


前川清さんの🎵雪列車


を歌いました。


すっかり意気投合。


わたしは雪さんの


中洲のお店のおねえさんらしくない


ところが気に入りました、


それから、わたしひとりで


その店に通うことになりました。


初めて経験する


中洲の行きつけのお店です。


ある日、雪さんから


打ち明けられました。


「わたし独立して、中洲に


 自分の店持つ夢があるのです。


 だから、昼はOL


 夜は中洲で 


 アルバイトしてます」


「すごいね、応援してるよ」


数ヶ月後に


「〇月に


 店がオープンすることになりました。


 Hiroさんにお願いがあります。


 店の名前、


 考えていただけませんか?」


「いいよ」


「こういうキーワードを


 入れた店の名前に


 したいのです。


 天使 楽しい」


「わかったよ。考えておくね」


そして一週間後に


3つの案を用意して、雪さんと


会いました。


そのうちのひとつの案は


フランス🇫🇷語でした。


雪さんは


「これ、なんていう意味ですか?」


「天使がいて、


 楽しくさせてくれる」


「これがいい‼️


 これに決めます。


 ありがとうございます


 素敵な名前ですね‼️」


それから、開店の日が決まりました。


雪さんは、


「店名のロゴが決まりました」


と見せてくれました。


おしゃれなロゴでした。


それから雪さんは


こんなことを打ち明けてくれました。


「実は、地元のテレビ局の番組が


 わたしの店のオープンまでの


 ドキュメンタリーを


 記録してくれていて、


 開店後に放送されるらしいのです。


 だから、開店の日はHiroさん


 必ずお店に来てくださいね。


 テレビ局も撮影に来るから。


 名付け親のHiroさんも


 開店に立ち会ってほしいから」


 わたしはその放送の話を聞く前から


 開店の日には、お祝いを持って


 駆けつけるつもりでした。


 ちなみにその番組は


 土曜日午前中に放送されていて


 わたしもよく見ていました。


続く

⑪映画「カイロの紫のバラ」@わたしの場合 ⑪ | Hiroのつれづれ日記