
無人島にもっていく10枚のうちの一枚。
80年代のブリティッシュサイケデリアで有名なコクトーツインズが所属するレーベル4ADの創設者Ivoによるアルバム。This mortal coilなるプロジェクト名で3枚くらい作られてんのかな・・・。通奏低音は、「耽美」なんですけど、このアルバムはどこかしら醒めてる感じと陽気な感じのバランスが、上手に「耽美」という砂糖にくるまれてる感じ。
おそらく選曲が良いんだと思う。
制作手法としては、とにかく音にクセのある4ADのアーティストがよってたかって演奏しているわけで、Ivoのディレクションのもと、きちんとまとまってるあたりが流石。
しかし、一聴して、「あ、○○の音」ってわかるアーティストが少なくなったね。
というか、いないんじゃない・・・。
ともするとひとつのスタイルを確立して、それをヤリたおすと、マンネリとかいわれてすぐ飽きられちゃうんでしょうね。
「○○だったら、この音」みたいなことはあっても良いような気がするんだけど。
それがブランドだったりするんだと思うんだけど。いい意味で、安心するし、
革新性のなかにも音の真理をみるような、そんな定番な音を確立するアーティストが少ない。
個性、他者との異化、そんなことをあらためて考える今日この頃です。