出荷制限がかかっていた香取市産ホウレンソウ約8千束が制限期間中に販売されていた問題で、匝瑳市にある出荷先の市場が産地を確認せず一部のホウレンソウを受け入れていたことが27日、分かった。また、出荷した香取市の農家10戸が、制限を知りながら出荷していたことも判明。関係者によると、同市内の他の農家数戸も出荷していた可能性があり、千葉県と同市は調査を進めている。

 香取市の宇井成一市長と八日市場青果地方卸売市場の泊元明社長らが、県庁を訪れ森田健作知事に謝罪後、記者会見で経緯を説明した。

 泊社長によると、農家が直接、ホウレンソウを同市場に持ち込み、担当者が産地を確認せずに受け入れていた。農家の住所などを確認せず、屋号だけを伝票に記載してもらい受け入れていたホウレンソウもあった。販売先も確認中で、匝瑳市と旭市などの近隣市町が半分以上で「県外にも少し流通している」(同市場幹部)という。泊社長は「荷受けに対する徹底した指導が行われなかった。今後は社員や農家への教育もやらないといけない」と述べた。

 関係者によると、10戸以外にも香取市内の農家数戸が、同市場にホウレンソウを出荷していた情報もあり、県と同市は確認を急いでいる。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/society_kiji.php?i=nesp1303953549

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