こんにゃく入りゼリー「餅に次ぐ窒息事故頻度」
 子供の窒息事故が相次いだこんにゃく入りゼリーの危険性について、科学的データをもとに検討していた内閣府・食品安全委員会の作業部会は13日、「(こんにゃく入りゼリーは)様々な食品の中でも餅に次いで窒息事故の頻度が高い」とする評価報告書を公表した。


 作業部会には、小児科医や口腔(こうくう)学の専門家らが参加。こんにゃく入りゼリーを1億人が一口分ずつ食べた場合、死亡事故が発生する頻度(人数)を計算し、その結果、0・16~0・33人で、餅(6・8~7・6人)に比べると低いが、肉など他の食べ物よりも2倍以上高い数値であることがわかった。

 また、こんにゃく入りゼリーを物理的にも検証し、「一般のゼリーに比べて倍以上の固さがあるうえ、冷やして食べると固さが増して口の中でかみ切りにくくなり、のどに詰まりやすくなる」とも指摘した。(2010年1月13日20時36分 読売新聞)

内閣府・食品安全委員会の作業部会で、話し合う必要があるのだろうか。時間と費用の無駄としか思えない。というのはすでに結論は話し合うまでもなく見えている。

餅をのどにつまらせる危険があるのは多くの人が知っている。それと同様に周知させようというのは話が違う。
子どもがのどにつまらせて亡くなった悲しい事件がきっかけだ。
しかし、メーカーに責任はない。
むしろ、子どもに与えた親たちに責任がある。
餅なら、つまらせるかもしれないから注意するが、こんにゃくゼリーなら注意しなかったというのだろう。あめ玉だって大きいものはのどにつまる可能性がある。
 想像力の欠如がひとつある。
これは食品表示の問題とも関連してくる。
すべての注意を書くことは不可能だし、メーカーに押しつけても問題だ。
おそらくアメリカなら裁判をするかもしれない。

こんにゃくゼリーに限らず、幼い子どもに食べ物を与える場合は、大人が注意を払うべきであることは揺るがない。
だいたい、ゼリーを選ぶのであれば、こんにゃく入りである必要がない。
おやつであるのなら、ゼラチンでかためたものを与えるべきだろう。一般的なおやつという意味では、ゼラチンでかためたものがふつうだ。
それを特殊なこんにゃく入りにした、それを選んだところに問題はないだろうか?

推論に過ぎないが、
大人が食べるものを子どもに与えることができると選んだのではないか。
もともと「コンニャクゼリー」はダイエット食品として登場したいきさつがある。
子どもに与えるだけなら、ダイエットやヘルシーという意味合いが強い「こんにゃく入り」は選ばないだろう。
大人も食べられる・・・その場合にはダイエットやヘルシー(低カロリー)であることが購入動機になったのではないかということだ。
 であれば、内閣府の部会などで話し合うのもナンセンスになっていまう。ニュースを見ていて馬鹿馬鹿しい部会だったのだなあと呆れるやら、委員がかわいそうやら・・・。
 食べ方によって危険な場合があると知らしめるというよりも、子どもに無責任な与え方をした大人が責められるべき問題だろう。すでに両親は心痛めているが、心痛でどうにかなってしまったのだろうか。ふと、そんな感想を持ってしまった。