細菌混入の可能性があるとして、一部の牛乳を自主回収した九州乳業(大分市)は29日、一連の問題で初めて記者会見を開いた。しかし、部品交換を怠っていた事実を、報道陣に指摘されるまで公にしないなど、依然、情報開示に消極的な姿勢を見せた。特に、17日製造分の自主回収を公表しなかった点を「騒がれるのではないかと思った」と釈明するなど、消費者の安心感に対する認識の甘さも露呈した。
「購買者、販売店、酪農家の方々に、ご迷惑をかけたことをおわびしたい」
冒頭、江川清一社長は頭を下げた。
同社は、県酪農業協同組合や県などの出資で設立。消費低迷や新工場建設費などで債務が膨らみ、6月に減資を決めるなど、経営再建に乗り出したばかりだ。
自主回収した時点で会見しなかった理由について、江川社長は「会見するほどではないと考えていた」「経営再建の中で重いものがあった」「17日製造分は、店頭に出ていないのに、騒がれるのではないかという気持ちになった」などと答え、「今回の経験を踏まえ、説明不足だった点は反省する」と述べた。
一方、交換時期を4か月近く過ぎていた貯乳タンクバルブのパッキンについて、当初は「想定したよりも特別な状況。圧力で変形した」としていたが、その後に「福岡工場からの製造移管に伴い、ラインが24時間稼働し、交換できなかった」と改めた。また交換時期を、生産部長や工場長は把握していなかった。
江川社長は「稼働時間が長く、製造品目も多すぎるという問題は認識していた」と認めたうえで、「製造品目を絞り込み、定期点検を徹底する」と語った。
同社によると、今年度の売上高は160億円を見込んでいたが、消費低迷に加え、今回の問題を受けて140億円程度に落ち込む見通し。また、今回の工場設備点検には3000万円程度かかったという。
同社は30日に製造を再開し、11月1日から順次、販売を始める。
(2009年10月30日 読売新聞)
情報開示を速やかにできない企業は、信頼を落とすばかりだろう。
誰の利益を最優先するのか、それを考えれば迷わないはずなのですが。
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自主回収した時点で会見しなかった理由について、江川社長は「会見するほどではないと考えていた」「経営再建の中で重いものがあった」「17日製造分は、店頭に出ていないのに、騒がれるのではないかという気持ちになった」などと答え、「今回の経験を踏まえ、説明不足だった点は反省する」と述べた。
一方、交換時期を4か月近く過ぎていた貯乳タンクバルブのパッキンについて、当初は「想定したよりも特別な状況。圧力で変形した」としていたが、その後に「福岡工場からの製造移管に伴い、ラインが24時間稼働し、交換できなかった」と改めた。また交換時期を、生産部長や工場長は把握していなかった。
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同社によると、今年度の売上高は160億円を見込んでいたが、消費低迷に加え、今回の問題を受けて140億円程度に落ち込む見通し。また、今回の工場設備点検には3000万円程度かかったという。
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