今年6月に発売されたハロウィンのセルフタイトルアルバム、今年の注目作の一つですね!

 

 

 

カイ・ハンセンとマイケル・キスクが戻って来て初めてのオリジナルアルバムということで、ツイッターのTLもかなり盛り上がってました。

 

僕は『Better Than Law』、『The Dark Ride』で完全に興味を失い、それ以来新譜は買ってなかったのです。

 

が、流石に今回のはチェックしておこうと、20年ぶりに新譜を買いました👍

 

ま、他のアルバムも立て続けに買ったのでちゃんと聴いたのはつい最近……。

 

よって、今更かよ!って思われるかもしれませんが(笑)、新譜のレビューをしたいと思います。

 


 

1. Out For The Glory  (マイケル・ヴァイカート)

 

オドロオドロしいイントロから疾走感のあるリフに移行し、この時点でかなり期待感が膨らむ。

 

しかし、Aメロ→Bメロ→サビ と、間延びした歌メロが続き、イマイチ掴みが弱い。

 

ギター・ソロも少しフックにかけ、これまでのハロウィンの名作に収められていたオープニングトラックと比較してかなり弱いと感じた。

 

曲自体は悪くないので、この位置でなければ良かったかも知れない。

 

 


2. Fear Of The Fallen (アンディ・デリス)

 

サビのメロディがキャッチーで素晴らしく、個人的にはこのアルバムのハイライト・チューンと思う曲。

 

ギター・ソロパートの掛け合いやユニゾンも素晴らしく、その後の静から動へと展開していくアレンジもカッコいい。

 

 

 

3. Best Time(サシャ・ゲルストナー、アンディ・デリス)

 

この曲は全体的にアンディ加入後のハロウィンの雰囲気が強い曲。

 

サビがキャッチーで、コンパクトだがツボを押さえたギター・ソロがまたいい!

 

個人的に一番好きな曲。

 

 
 

4. Mass Pollution (アンディ・デリス)

 

アンディのヘヴィな側面が全面に出た、かなりメタル度の高い曲。

 

特にキャッチーなメロディもないが、サラッと最後まで聴ける上に妙な中毒性もあり、アンディの才能が伺われる。

 

ライブで盛り上がりそうだ。

 

 


5. Angels (サシャ・ゲルストナー)

 

全体的に浮遊感漂うミッド・テンポの曲で、それほど盛り上がる場面もなく、ちょっとつまらないかな。

 

正直、これは無くても良かったと思う。

 

  


6. Rise Without Chains (アンディ・デリス)

 

またしてもアンディ作の曲だ。

 

先程と打って変わって疾走感のある曲。

 

これもアンディ色が強く出ており、ライブで盛り上がりそうな曲である。

 

特筆するほど素晴らしい出来ではないが、アルバムの中でいいアクセントになっている。

 

 


7. Indestructible (マーカス・グロスコフ)

 

Aメロからサビまでの流れがとにかく素晴らしい。

 

冒頭のヘヴィなリフとキャッチーなサビメロとの対比が素晴らしく、この曲も個人的このアルバムのハイライト・チューン。

 

マーカス、やるな(笑)

 

 
 

8. Robot King (マイケル・ヴァイカート)

 

往年のハロウィンっぽい疾走感のある曲。

 

最初聴いた時はあまり印象に残らなかったが、何回か聴くうちに好きになった。

 

"Robot King!!"の所でつい拳を突上げたくなる(笑)

 

マイケル・キスクとアンディのツインボーカルが一番キマっている曲だと思う。

 

ギター・ソロのユニゾンもまたカッコいい。

 

後半の展開も凄く好きで、ヴァイキーの才能を再確認。

 


 

9. Cyanide (アンディ・デリス)

 

メロディアスなイントロからヘヴィなリフへの展開が期待を膨らませる。

 

そしてまたアンディの曲ということで期待して聴いたが、これはそこそこの出来。

 

  


10. Down In The Dumps (マイケル・ヴァイカート)

 

ダイナミックなリフが印象的なヴァイキー作。

 

最初聴いた時は、歌メロが掴みどころがなく、ギター・ソロも可もなく不可もなくといった印象だったが、何回か聴いていくうちに「カッコいいな」と思うようになった。

 

不思議な魅力を持った曲だ。

 


 

11. Orbit (カイ・ハンセン)

 

カイ作の小曲。

 

 


12. Skyfall (カイ・ハンセン)

 

シングルとして先行で発表されていた12分の大作。

 

マイケルのヴォーカルからゆっくりと始まり、ヘヴィでアグレッシブなリフに突入。

 

そして、Aメロに入った瞬間、守護神殿の頃のハロウィンに一気にタイムスリップした気分になった。

 

大多数のファンが持つハロウィン像が最も分かりやすく表現された曲でないかと思う。

 

サビメロが若干弱い、なんでカイが歌うねん!と、不満も多少あるが(笑)、マイケル・キスクとカイ・ハンセンが戻ったことを全身でアピールしてくるような曲だ。

 

「Keeper Of The Seven Keys」や「Helloween」などの大作と比較すると明らかに一枚落ちるが、今後のハロウィンを大いに期待させる曲だと思う。

 

 

【総括】

 

最初一通り聴いた時は、これといったキラーチューンもなく、正直インパクトに欠けるアルバムという印象だった。

 

が、何度か聴いていくうちに「あれ?これ意外といいな」という曲が何曲もあり、一度だけで判断せず、じっくり向き合うべきアルバムだと思った。

 

過去の名作と比較するとどうしても物足りないものを感じるが、今後のハロウィンを期待させるには十分な作品だと思った。

 

マイケルとカイが復帰しての新生ハロウィンの挨拶代わりの一枚、そんな感じだろうか?