10月15日(金)、16日(土)と2日連続で“EARTHSHAKER TOUR 2021”に参戦してきました。
まだツアーが始まったばかりで、現時点でライブの感想を書くのはネタバレに繋がるのでどうしようかと思いましたが、2日目の磔磔はライブ配信もあったということなので、触り程度に書くことにしました。
※これからツアーに参加される方で、内容を知りたくない人は読まなくても構いませんのでスルーしてください🙇♂
まずセットリストは、1日目の大阪 BANANAホールと2日目の京都 磔磔共に(記憶している限り)全く同じでした。
なので、アースシェイカーにとって深い縁のある磔磔のライブの感想を書くことにします。
知っている方も多いと思いますが、アースシェイカーが再結成したのは磔磔がきっかけなんです。
1999年の磔磔25周年記念のライブに当時のオーナー?(この辺は記憶が曖昧w)が、アースシェイカーに一夜限りの再結成を打診し、実現したのが始まりでした。
当時京都のローカル番組だったと思いますが、再結成に至るまでのドキュメンタリーが放送され、僕はリアルタイムで見てました。
ボーカルのマーシーさんによると、その再結成ライブの出来がかなり不満で納得していなかったそうです。
他のメンバーも同じだったらしく、何とかリベンジしたいという想いで本格的に再結成することになったという話でした。
〘磔磔がなければ今のアースシェイカーはない〙
僕はそれを鮮明に覚えているので、今回初めて磔磔でアースシェイカーを観れることに物凄く興奮していました。
まず会場に着くと、「磔磔」のレトロな看板が目に入ってきて、「え?この民家でやるの?」と最初思いましたが……
実際はこっちでした(笑)
ま、こっちもとてもライブハウスとは思えない外観でしたが(笑)
今回のライブはコロナ対策でキャパを半分程度にして実施ということで、お客さんの数はまばらでした。
会場の客席もステージも思ったほど狭くなかったです。

写真ではあんまり伝わりませんね(笑)
16時になり、会場が暗転し、SEと共にメンバーが現れたのは、会場後方にある階段(!)から。
今まで数々のライブハウスに行きましたが、こういう登場の仕方は初めてでした(笑)
そしてライブスタート。
1曲目は「PIERROT」!!
『SMASH』に収録されている名曲ですが、ライブで聴くことはあまり無い上に、パワーバラードをオープニングに持ってきたことに驚きました。
前半はこの曲を含め、東芝EMI時代の曲が何曲か演奏されました。
この時代のアースシェイカーは音楽性が少し迷走気味なところもありましたが、曲単位で言うと名曲は沢山あり、よく聴いていたので素直に嬉しかったです。
「ヤング・ガールズ」(『FUGITIVE』収録 )など初期の名曲も挟んだり、前半から素晴らしい流れです。
マーシーさんの下ネタを交えた爆笑MCもあり、会場は物凄くいい雰囲気。
そのMCの後に『PRETTY GOOD』から「NATURAL HEART」。
多分ライブで聴くのは初めて。
タイトル通り、ナチュラルでしみじみするいい曲だなぁと改めて思いました。
初期の曲を1曲挟んだ後、キーボードのトシさんのけたたましいキーボードが流れる。
聴いたことがあるが思い出せない……。シャラさんのギターが入り、コーラスも加わった時点でようやく、「Don’t Need To Surrender」だ!と気づいた。
『OVERRUN』収録のこの曲をライブでは一度も聴いたことがなく、そもそも聴くこと自体めちゃめちゃ久しぶりです。
オープニングの「PIERROT」より遥かに意外な選曲に驚きました(笑)
素晴らしい名曲だな。
そしてクドーさんの地響きのような派手なドラム・ソロが続く。
いつものように、ドラムに合わせて「ワッショイ!」は叫べないが、やはりエンターテイナーのクドーさん。しっかり盛り上げてくれました!
この後に10分の換気タイム&休憩を挟み、後半戦スタート。
再結成後のアルバムから4曲。
正直に言うと、再結成後の曲はヘヴィネスが強すぎてあまり好きではありません。
しかし、あまり多くない好きな曲の中から最も好きな「挑戦者」( 『 FAITH 』 収録 )を演ってくれたのは感激でした。
この曲は初期のシェイカーの雰囲気を保持したまま現代版にアップデートしたような名曲だと思います。
こういうのをアルバムでももっとやってほしいなぁ……。
4曲終ったあとは「走り抜けた夜の数だけ」「MORE」
「RADIO MAGIC」の超名曲怒涛の3連発!で本編終了。
メンバーが一旦はけ、すぐさま大きな拍手でアンコール。
声は出せませんが、会場の皆の熱がダイレクトに伝わって来ます。
アンコールは4曲。
注目はベースのカイさんのジャンプ、とだけ書いておきます(笑)
約2時間のライブはあっと言う間でした。
2日連続で同じセットリストでしたが、両日同じくらい楽しめました。
マーシーさんは、全盛期の声は出ていないものの、ベテランの技術でそれを十分にカバーしている。
そして、還暦とはとても思えないくらいしなやかな動きのステージングでフロントマンとしてのオーラを放ち続けている。
シャラさんは、最初から最後まで派手なアクションで弾きまくり、全く年齢を感じさせない。
彼のギタープレイとトーンは唯一無二。テクニックばかりのギタリストには絶対に出せない存在感がある。
カイさんは、メロディを大切にしたフレーズを黙々と弾いているが、たまにお茶目な所を見せるのがまたいい(笑)
クドーさんは今回かなりマーシーさんにイジられてましたが(笑)、この人のドラムは物凄くパワフルでいながら粒が立っていてテクニカル。キャラとのギャップが凄い(笑)
トシさんは、色んなバンドで観ていますが、やはり僕にとってはアースシェイカーのトシさんであり、東芝EMI時代に作った数々の名曲には何度も救われた。
この5人の演奏は全く年齢を感じさせない。
毎回思いますが、音が若いし演奏がタイトで一体感がズバ抜けている。
40年近くやっていると息をするようにああいう演奏が出来るのだろうか?
僕にとって永遠の神様達………。
マーシーさんが言っていた。
「ミュージシャンは我慢を強いられる時期だとマスコミは言うけれど、本当に我慢しているのはここにいる皆だよね」
「これから元に戻ることを期待するのではなく、新しい良いことが起こることを期待しよう」
凄くいい言葉だ。
ツアー最後の神戸公演も行くことになっているが、今よりも状況が良くなり、新たに楽しいことが起こることを期待しています。