『Queen Of Broken Hearts』/ ISSA
 

1. Angels Calling

2. The Way Out

3. The Night It Rained Forever

4. I'm Here To Stay

5. Blue

6. Queen Of Broken Hearts

7. Derive

8. Without Love

9. Wait For Love

10. After The Rain

11. Die For A Life With You

12. Blue (Acoustic Version) [Bonus Track]

 



第3位は、ノルウェー出身の女性ハードロックシンガーISSAの6thです。

 

彼女のアルバムを買うのは2ndの『Storm』(2011年)以来、かなり久々です。

 

もうすでに6枚も出していることにまずビックリしましたが、内容の素晴らしさにさらに驚愕しました!

 

本作はメロハーファンなら誰でも知っている存在になったアレッサンドロ・デルベッキオがプロデュースということでかなり期待していましたが、その期待を遥かに凌いで来ました。

 

ISSAといえば、全メロハーファン必聴のデビュー作『Sign Of Angels』(2010年)ですが、本作はそれに肉薄するほどの傑作だと思います!

 

 


 


1.「Angels Calling」2.「The Way Out」と、いきなり冒頭でメロディの洪水とも言うべき名曲が続き、もうこの時点で期待値はマックスに!

 

 

 

スケールの大きい美しいバラード 3.「The Night It Rained Forever」、イントロのツインリードからサビまで一点の曇りもなく美しいミッドテンポの 4.「I'm Here To Stay」と、素晴らしい楽曲が並ぶ。


期待が確信に変わり、狂喜乱舞していた矢先に登場する壮絶なバラード 5.「Blue」
 
これは文句なしの名曲!!
 
 

 

これほど聴き手の心を鷲掴みするバラードはしばらく出会えなかった……と言うより、そうそうお目に(お耳に)かかれるモノではない。

 

ボーナス・トラックとして収録されたこの曲のアコースティックバージョンもまた、違った魅力を見せてくれ、まさにオマケではなくボーナスという感じ。

 

 

ここで頂点を迎えたと思いきや、またまた哀愁のメロディに溢れたタイトルトラック 6.「Queen Of Broken Hearts」が続き、一瞬もテンションが緩む隙を与えない。

 

それにしてもISSAの圧倒的な声量と力強いハイトーンは素晴らしいの一言に尽きる……。

 

 

バラード調の 7.「Derive」で少し落ち着き(曲が弱いという意味ではない)、短いAメロ・Bメロからいきなりサビに突入する  8.「Without Love」

 

これまたとんでもなく扇情力ある名曲で、ISSAの天まで突き抜けそうなハイトーンで歌い上げられる美しいメロディにもうため息しか出ない……。

 

 

個人的にハードな曲ではこれが一番好きかな?

 

 

その後も壮大で爽快な 9.「 Wait For Love」、クサメロ全開のサビが印象的な 10.「After The Rain」と高品質な2曲が続き、一向にテンションが下がる様子がない。

 

 

11.「Die For A Life With You」も素晴らしいメロディアスハードで、泣きのギター・ソロが炸裂するこの曲も文句なくクオリティは高い。


ただ、他の曲が途轍もなくレベルの高い楽曲揃いで、これがラストとしては少しパンチが弱いと思えてしまう。本当に些細なことですけどね(笑)

 

 

先述した「Blue」のアコースティックバージョンがその後に収録されていますが、こうやって聴くと、ここに配置されているのが必然とも言えるほどハマっていて、ボーナスではなくこれを本編最後にしても良いほどアルバムを引き締めてくれます。

 

 


 


全編通して捨て曲など一切見当たらない、超強力なアルバム!

 

バックの演奏もISSAの歌を引き立てることに徹しつつ、ツボを抑えたフレーズの数々で強力にバックアップしています。

 

サウンドプロダクションが若干荒い気がしましたが、それが本作の質を下げることはありません。

 

いやー、久々に凄いメロハー作品に出会えました。

 

メロハー好きはマストバイです!!