2. Step By Step
3. Snowblind
4. Count 9
5. The Battle Of Pride
6. Shine
7. 逡巡
8. Dancin' On The Edge
9. Dreamers
第4位はまた日本のアーティストになりますが、SPiRiTRiALと、梶山章さんのGOLDBRICKでも活躍されたボーカリスト藤井重樹さんとのコラボ作品です。
どちらともにツイッターでフォローされているからではなく(笑)、純粋に楽しめた作品だからです。
※元々はSPiRiTRiALと藤井さんでCOUNT 9というバンドとして2010年頃から活動していたそうてすが、諸事情により一度消滅し、今回、コラボという形で当時の曲に新曲を加えて復活したそうです。
荘厳なコーラスが印象的な 1.「Unity」からシリアスな雰囲気を纏ったイントロで始まる 2.「Step By Step」に突入した時点でかなり期待感が膨らみます。
サビに入った途端に一気に爽やかになり、そのキャッチーな歌メロは、一瞬で日本人の心を捉える魅力があります。
この曲を聴いた時、アニメの主題歌やエンディングテーマにハマりそうだと思いました。
ミッドテンポの 3.「Snowblind」は、儚さと激しさの対比が際立つ、これまた素晴らしい曲で、藤井さんの伸びやかで飛翔するような強力なシャウトが印象的です。
中盤の激しくもメロディアスなギター・ソロもこれまた素晴らしく、その後の伊藤さんのボーカルで少し転調する展開も堪りません。
この3曲目でこの作品のクオリティが間違いないことを確信しました。
4.「Count 9」もまたミッドテンポですが、これはかなりメタリックな雰囲気があり、3とはまた違った雰囲気が楽しめます。
さらにメタル度を増したリフで始まる 5.「The Battle Of Pride」一点してスピード感溢れる曲で、ここでガラッと雰囲気が変わります。
サビはキャッチーながら、かなりガチなメタル曲がここで登場しビックリ!ちなみにこれは、今回書き下ろされた新曲の一つです。
3から5まで徐々にアクセルを踏むようにメタル度が増してきて次に何が来るかと思ったら、ハードポップ調のバラード 6.「Shine」が来て一本取られた気持ちになりました(笑)
純然なメタルから一気にJ-POPの雰囲気をたっぷり含んだバラードに行く展開に、“そう来たか!”と思わず唸ってしまいました。
そして印象的なベースラインで始まる7.「逡巡」でまたシリアスな雰囲気に戻ります。
ツインボーカルのハマり具合も最高ですし、楽器隊のアンサンブルにもつい聴き入ってしまいます。
8.「Dancin' On The Edge」は文句なくカッコいいメロディアスハード。
曲、演奏、アレンジ、歌メロ、全てが完璧で文句のつけようがない。
個人的にはこの曲が一番のハイライトです。
本作最後の9.「Dreamers」は、タイトル通りドリーミーな空気を感じる爽快なハードポップ。これも今回書き下ろされた新曲だそうです。
様々なタイプの曲を経て、最後にこのおおらかで希望に満ち溢れた曲で締める。
最高の終わり方だと思います。
収録されているのはタイトルの『COUNT 9』にちなんでか、9曲のみですが、不足感は全く無く、むしろお腹いっぱい(笑)
これだけカラーがはっきり違う曲が次々と登場するアルバムは、最近聴いた中では稀で、それでいて日本人の琴線に触れる抜群のメロディーセンスをどの曲でも感じ取ることができます。
そして曲順も相当練られたのではないでしょうか?アルバムとして理想的な配置の仕方だと思いました。
タイトで安定感のある演奏も実に素晴らしい上、音の分離がとてもいいので、聴けば聴くほど色々な発見がある、そんなアルバムでした。
あと、藤井さんのボーカルはGOLDBRICKよりこちらの音楽性にマッチしていると思いました。飽くまで個人的意見です。
今回はコラボという形態を取っていましたが、出来ればパーマネントなバンド、COUNT 9として動いて欲しいです。
今後の展開が気になります。
この作品はHR/HMを聴かず嫌いな人に是非とも聴いてほしいです。
hirothemのmy Pick
