おいしいもんが大好きだ。
昨日、神戸に行くことになった。
おいしいもんも大好きだが、神戸もほんまに大好きだ。
長い人生、たんと訪れて神戸のおいしいもんも、たーんと頂いている。
しやからおいしいとこもずいぶん知ってるんやけど、今どきは情報社会。
「1回聞いてこましたれ!」
と、「神戸でここぞのランチ・晩めし教えてください。」とツイートしたら・・・
「びっくりしたなぁ、もう!」と三波伸介さんがあっちから蘇ってくる程のリプライをもらった。
出来るだけ「おおきに」の返信をしたが、返信漏れも気になり「もし漏れてたらごめんなさい」のツイートもし、そこでなんとなく尿漏れした気持ちを理解することも出来た。
さて、神戸での用事は午後6時から。
例えばランチを1時に済ませたとしても5時すぎには晩ごはんも済まさなければならない。
はっきり言ってそれは「食い過ぎ」。
だからランチを飛ばして早めの晩ごはんに照準を合わせ3時過ぎに阪急で三宮に到着。
B級グルメが好物。
そこでワッフルさんが教えてくれた名物カレー蕎麦を食べるべく三宮高架下の[信そば長野屋]に向かった。
結果は書きたくないので、写真を参照してもらいたい。
とにかく、ショックだった。店の前で独りオンオン泣いた。
が、高架2階から下に降り目に飛び込んできた景色が何ともアジアンテイストで素晴らしかったのでニヤニヤわろてしもた。
そこからは足がほぼ棒になるほど三宮から元町、そして南京町界隈と歩き回った。
びっくりしたことがいくつかある。
先ず、学生時代何度も訪れたモトコータウンが再開発で無くなっていたこと。
ニュースで伝え聞いて知っていた事だが現実に目にするとやはり寂しく感じた。
そしてコインパーキングの高額さ。
南京町直ぐそばでは10分300円の表示。
「びっくりしたなぁ、もう!」と三波伸介さんがまたあっちから蘇ってきた。
阪急なら梅田から三宮まで所要時間27分の特急で320円。
対する車は高速代ガソリン代駐車代を合わせるとアラブの石油王でも財政危機に陥る。
しかも車は27分で神戸には到着しない。
あまり好きではない言葉だがSDGs目線でも神戸探索は今後電車にしようと決意した。
久しぶりの神戸は楽しい。
が、そろそろマジで晩ごはんにせんと間に合わへん。
が、オススメしてもらった店のほとんどが夕方営業は午後5時から。
しかし、時刻はまだ午後4時。
あかんがな!5時まで待ってたら間に合わへんがな!と焦り出した。
と、その時!
エイチさんが紹介してくれた[とんかつ武蔵]営業中のサインが目に飛び込んできた。
迷わず飛び込み、エイチさんオススメのヘレとんかつ定食を注文。
待つ事しばし、出てきたヘレとんかつはべらぼーにブラボーで「んっまかった!」
ゆっくりと噛みしめて平らげ「ごっそさん」とお店を後にした。
そして山下達郎さんのライブにも、もっそいゆとりで間に合った。
そ、今回の主目的は山下達郎。
神戸のおいしいもんはオマケ。
が、せっかく行くならそれ相応のアトラクションとしておいしいもんも楽しんだ。
ライブはひたすら魅せられた。
が、あの Let’s Dance Baby のクラッカーだけはいつもビックリする。
かなんわ。
ライブ始まった直後に空いていた僕の右となりに遅れてやって来た男性がいた。
もじゃもじゃ頭とうすらヒゲが、暗闇でもそれと判る何やら濃いめの男。
「かなんなあ。」と目を凝らすと僕より確実に8mmは濃い野村雅夫だった。
そこからは新旧「濃いのん」揃い踏みでライブを堪能。
ライブ後、ドトールコーヒーで旧交を温めた後、彼は急行で僕は特急で帰った。
自宅に到着して見た万歩計は、11,761歩を示していた。
「びっくりしたなぁ、もう!」と三波伸介さんがまたまたあっちから蘇ってきたが、夜も遅いので今回だけは丁重にお引き取り頂いた。
オモロい1日だった。