Long Board Lessen

 

10月13日

 

何度かチャレンジしたものの全く結果が出ないものにサーフィンがある。

 

パドリングから波をうまく捕まえ立ち上がる。

その1連の動きのタイミングがチグハグで結局立ち上がれない。

 

飛び石ダイビングの中日、休息日にレッスンを受けようと思いたった。

陸上30分、海上1時間のレッスンで1200バーツ、4800円は必要経費。

 

使用するボードはSUP風で浮力のある分厚い発泡スチロールの扱いやすいロングボード。

 

変な関西弁を操るお父さんと若い衆の2人ペアで陸上レッスンがスタート。

腹ばいの姿勢から一気に立ち上がり波の上の姿勢になるまでを何度も繰り返す。

 

ちょうどビーチフラッグのヨーイドン!に似たレッスン。

 

身体が硬い。

身体が重すぎる。

俊敏性が全くない。

「よっこらしょ」と立ち上がる様に今まで自覚したことの無い「老い」を痛感。

 

何度目かに起きあがろうとした時、右下肋骨の辺りに激痛が走る。

ボードに胸をぶつけたわけでもなく、逆に離れようとした時の激痛。

 

自分でも意味不明の痛みに顔をしかめ、お父さんも「だいじょぶっすか?」と聞いてくれる。しかし、支払い済みのレッスン・フィーがもったいないのでそのまま海上レッスンに突入。

 

波は穏やかで初心者向け。

パドリングはせず、お父さん先生がええ波が来たら後ろから押しながら「はい、立って!」の号令をくれる。

 

言ってみれば補助輪付きの自転車に乗るようなもの。

何度か数十メートルを「お召し列車」のスピードで乗る事が出来た。

が、そこで痛みの限界がやって来て海上レッスン30分を残しギブアップ。

 

自然の力で波の上を滑走するサーフィンは面白い。

地球に優しい最高のスポーツのひとつだがこの体験で今後サーフィンは諦めることにした。

 

右下肋骨はヒビなのか、折れているのか、はたまたその辺りのスジが伸びたのかは不明。

レントゲンを撮っても判別しにくく、医者に行っても結局日にち薬の診断が落ちなので放置したまま。

 

今も寝返りする時に鈍痛を感じるが、それこそ日にち薬と達観して過ごしている。

 

さて、次回は今回のプーケット訪問、最後のアトラクション、カタマラン・ディンギーのお話しなどを。

 

ー続くー