COVID19

 

2020年2月、突如やって来た未知のウイルス。

人がバッタバッタと倒れ、亡くなり、世界中が混乱に陥る。

 

2019年12月に予約を完了したタイ・プーケット再訪の旅。

先ず航空会社から予約便キャンセルの通知が届き支払い済みの運賃が払い戻された。

 

ところが!

同時期に予約完了していたプーケットのリゾートホテルはキャンセル・返金不可が条件。

 

普通ならば「やれやれ。」と身の不運を嘆き、諦めるところであるが・・・

 

僕は諦めるのではなくダメもとの交渉をしてみた。

 

キャンセルや返金不可はもちろん理解している。

が、しかし、本人は行くつもり満々なのに飛行機が飛ばない状態。

そんな中どないして約5000kmも離れたタイに行けっちゅうのん?

普通に考えたら誰もが分かる道理なので今回は特別に返金されたし!

 

ほどなく返ってきたメールには・・・

 

ほんまに言うてはる通りです。

ただ、だからと言って返金に応じることは極めて難しいです。

 

が、貴方はキャンセルをするつもりは無いと仰っている。

 

では、今年2020年のクリスマスまでの間に来ることを条件にこの支払い済みの予約を活かしておくという対応にしましょう。

 

また、もし2020年クリスマスまでに状況が改善しなければその時また期間延長の相談に応じる。

 

と言うことでいかがですか?とあった。

本来なら諦めないといけない前払金が生きる条件の提案は願ったり叶ったり。

 

それでいきましょう!と返事はしたもののコロナの状況は改善せず、それから2年同じ延長交渉を繰り返した。

 

そしてコロナの正体がおぼろげながらも見えてきた今年8月にやり取りを再開、今回の再訪に繋がったというわけ。

 

つまり、既に3年前にホテル代は支払っているので今回は不要。

本来なら諦めて損をし、今回改めて支払わないといけない代金が不要になったので儲けた気分。

 

しかも、元々9泊10日で支払ったものの今回は2泊少ない7泊8日。

その2泊分の返金は要求しない代わりにお部屋をアップグレードしてもらいプラス本来は自費で賄う空港との往復もホテルからのリムジン送迎が無料でつくことになりアラブの石油王になった気持ちを味わった。

 

コロナに振り回された3年間の締めはこのような素晴らしい条件でプーケット再訪に繋がった。

 

絶体絶命と思える事態でもどこかに解決策があるかも?

Think Positive のマインドでWhy & How を模索すること!

サントリーの社是でもある「やってみなはれ」は大切だと改めて感じた次第。

 

旅行記を始めたものの実にまだ今回の旅行は実質スタートすらしていない。

 

恐縮至極。

が、そろそろプーケットに旅立つ準備も整った。

そこで次回はきっと役に立つ「外国旅行での賢い換金術」のお話しなどを。

 

ー続くー