至宝のアートが大阪にやって来た。
「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
今日から大阪市立美術館で開催されている。
開催直前のプレス内覧会が昨日行われ一足早く参加させてもらった。
恥ずかしながらアート作品への造詣はそう深くない。
が、何者かの手により封じ込められていたキューピッドが最先端の技術と職人技で救い出され原作が見事に蘇ったという「窓辺で手紙を読む女」には相当の興味を抱き参加。
17世紀のオランダ絵画の数々が繚乱と展示され、歩を進めながらそれぞれの緻密な筆致、奥行きの深さに朴念仁もただただ感嘆するばかり。
そして今回のハイライトである「窓辺で手紙を読む女」の展示室へ。
広い部屋にはキューピッドが封じ込められた修復前のレプリカと、そして修復完了した原画の2枚が展示されているのみ。
どう表現すればいいのだろう?
蘇った原画は神々しかった。
色彩も鮮やかに輝いて見えた。
そして手紙を読む女の呼吸をも感じた。
滅多にない至宝に触れる機会、9月25日までにぜひ大阪市立美術館で。