A little piece of Memory !

母のアルバムを整理していた。
中に収められていた1枚は記憶を鮮やかに蘇らせてくれた。

1975年5月10日、2年間のカナダ生活スタートの日。
働きながら英語を学習、将来の貿易の仕事に備えようと希望に燃えた寺平青年とそのボス。

初日だからスーツ姿。
次の日からスモックを着てモップ片手に出荷担当の倉庫番。

忙しかった、しんどかった、でももの凄く楽しかった。

戻っては来ない「埃まみれ」の過去。
でも充実の人生を過ごせた事を「誇り」に思う。

ボスの横のクリーム色の車は彼が所有していたBMW Barbaria。
会社の駐車場で見るたびに「見てろ、いつかは俺だって!」と誓った。

あの時の僕がいて、今があるとつくづく思う。
さて、8月最後のオンエア、今朝もよろしく!