海賊と呼ばれた男 | 海外を目指し不動産業で奮闘するパパのブログ

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カナダで5年間の業務を終え、日本へ帰任。コロナ禍で不動産業界へ転籍し、再び海外を目指して奮闘中。

先月に行ったシカゴで紀伊国屋に寄った時に買った本。

 

 

 

 

永遠のゼロに続いて読んだ百田尚樹さんの作品。

戦争に敗れてから日本がいかに経済大国に返り咲いたのか。

 

出光興産の創始者・出光佐三さんをテーマに敢えて実名は使わず、

社名も国岡商店と変更しているものの、彼が石油と歩んだ壮絶な人生を

回想することができる。

 

石油の歴史、人間尊重を貫いた経営哲学、GHQに対しても

まげない信念、読んでよかったと心から思えた本だった。

 

日本の「失われた20年」という経済停滞の表現があるけれど、

やはり日本人は謙虚で真面目に頑張ればこのピンチも必ずや突破

していけると思わせてくれるような気持ちになった。

 

オイルショックにまったく動じなかった主人公の達観力。

日本に帰ってからガソリンは必ず出光で給油しようと思います。