民間資格であるマンションリノベーションアドバイザーの
講座、試験を受けてきた。
講師は元大手ハウスメーカー出身で多数のマンションリノベを
手がけてきたテキストの著者だったが、ご年配ながら自身の経験を
交えた講義は講師の最終キャリアに相応しいものだと感じた。
内容は多岐に及んだものの大きくは下記の3点だ。
- リノベーション特有のルール
- 建築工事の知識
- 設備工事の知識
昨年までチャレンジしていたマンション管理士の内容とかなり重複して
いたもの、やはり建築基準法の分野となる床下地の工法やリノベーションに
おける最重要項目である排気ダクトの経路はとても勉強になった。
自社物件で水回り含めた大規模修繕を実施中の私にとっては大変
興味深い内容も多く、かなりタイムリーなトピックだったので、
受講して良かったと感じている。
今後、確実に社会課題となってくるマンションの老朽化に備えることは
日本の不動産という資産を守り、維持・管理していく意義のある仕事だと
感じている。
いつかは海外不動産を所有し、自分のこれまでのキャリアを更に活かした
活動に結びつけたいと野心を抱いているが、まずは国内で足下固めとなる
基礎をしっかりと学び、将来の飛躍につなげたい。
~編集後記~
講師の方はおそらく75歳前後でないだろうか。10時から16時までぶっ通しの
講義だったが、自身のこれまでの経験を後世に伝える仕事で最終キャリアを
締めくくろうとされていたが、とても素敵だと感じた。
自分も将来、自分自身の経験を活かして何か次世代の人へ貢献できる仕事が
できたらという願望をもつ機会にもなった一日だった。