リハビリがしんどい。どのようにしんどいか。 | ブルベ入門 (再入門編)

ブルベ入門 (再入門編)

自転車で走る200キロ、300キロ、400キロ、600キロ、1000キロ、そして1200キロ。 
スポーツであり、アドベンチャーであり、そして旅でもある「ブルベ」(オダックス)についてのブログです。 
膝故障による4年のブランクを経て、2014年5月に自転車再開しました。

本格的なリハビリを始めてから、リハビリの無い最初の週末。
先週の時点でもう予約が一杯で、取れなかったからなんだけど。

この1ヶ月で、「リハビリ」という言葉の意味が、僕の中で変わりつつある。

今までは、交通事故で大けがをした人が歩けるようになる訓練だとか、
脳梗塞で左手が動かなくなった人が、左手でモノを持てるようになる訓練だとか、
そういうシーンしかイメージできなかった。

私のリハビリは、スポーツトレーニング。
PTのYさんは、スポーツトレーナーである。
私以外にもう一人、そういう風情のリハビリを受けている人がいる。
サッカーかフットサルの人。
そういう種類のリハビリが、言葉の意味に付け加わった。
そして、そういう種類のリハビリも保険医療でやってもらえるという知識が加わった。

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前屈ストレッチ。
うめき声が漏れるほど厳しく。
「そんなもんですかっ?」という叱咤が来る。

特殊な姿勢のスクワット。
脚がブルブル震えて体がふらつく。
「まだまだっ」

ハムストリングや腹筋の強化運動に至っては、フィットネスクラブでもこんなキツい運動している人は見た事無い。というキツさ。
いや、まぁそれは、そんな事無いか。
ただ、私の身体はすっかり硬直し、弱まっている。
その身体にとっては、ジムのマシン運動より、はるかにキツい。
特に、インナーマッスルを鍛えるための、ゆっくりゆっくりした動き、、、

汗びっしょり。

PTのYさんは、「タチバナさんはこういうの好きなんでしょ?」と涼しい顔で言う。
競技に復帰したい、というモチベーションを刺激するよう、わざわざアスリート的な厳しい方式を採っている。

はい。好きです。
でも、ここへ来て、Yさんに鍛えてもらうのは楽しいですが、同じ事を一人で自宅でやるのは、、、

これは、思いの外、しんどいのです。

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しんどいのは、しんどい理由は、楽しくないから。
この「楽しくない」というのがいかにしんどいかを、思い知った気がする。

自転車に乗る、という運動は、平気で何10時間も続けられる。しんどくない。
ローラー台に連続4時間乗ることもあった。
それができたのは、それはそれで楽しかったから。

ああ、有酸素運動がしたいなぁ。
膝を使わない有酸素運動が思いつかない。
腹筋、大胸筋、それと腕の筋肉を動かし続けて心拍を上げるような運動をするのかな。

そんなの、1時間もできないよ、、、



というわけで、「楽しくない」という、この壁にぶちあたっているリハビリ中の私でした。


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