メンタル・リハビリ 沼津 | ブルベ入門 (再入門編)

ブルベ入門 (再入門編)

自転車で走る200キロ、300キロ、400キロ、600キロ、1000キロ、そして1200キロ。 
スポーツであり、アドベンチャーであり、そして旅でもある「ブルベ」(オダックス)についてのブログです。 
膝故障による4年のブランクを経て、2014年5月に自転車再開しました。

雨の奥多摩ドライブが楽しかったのに味をしめて、次の週末は道志みちドライブへと繰り出した。

目的地は沼津漁港の市場に設定。
そこで海鮮を食べようと奥さんを誘い。


武蔵五日市から檜原街道を走り、いつか寄りたいラーメン屋「たちばなや」を左折して秋川渓谷の景観を楽しみ、甲武トンネルで上野原に出て、甲州街道をちょろっと走って相模湖渡って、というのがブルベのコース。つまり、「正しい」コース。

その正しいコース走っちゃうと沼津到着がだいぶ遅くなりそうだったので、今回は時間節約コース。川越から16号で八王子、甲州街道で大垂水峠越えて相模湖に出る。
前週の奥多摩ドライブの帰路の逆方向ルートである。

去年、自転車では何度か走ったが、車で走るのは久しぶり。
圏央道が中央道に接続してからは、この下道を車で走るのは初めてである。

不思議な感覚。不思議な懐かしさがある。
自転車で走った記憶はまだ新しいんだけど、でも運転席からの眺めは久しぶりという。

前週と逆方向から藤野に至り、相模湖を渡って、さぁ来た道志みち。
大好きな道である。
車で来たのは初めて。

この道を走ることで、慰めと楽しみを期待していたんだけれど。

前週のようには行かなかった。


前週の奥多摩ドライブはずっと雨で、ロードバイクは見かけなかった。

今回はね。
夕方から雨の予報でも、まだ午前の早い内。
たくさんロードバイクが走ってる。そりゃそうだよな。
僕でもそうする。
走れれば。


ロードバイクを抜くたびに、心に負担がかかるのがわかる。

斜度がキツい区間でダンシングしてるSCOTTを抜く。
ほんとは僕はそっちなんだよ、こんなワンボックス車で山道走るのは本意では無いのです、と思う。

道幅の狭い区間で3台の列の後ろをしばらく走る。
気にしないでいいよ、安全な区間で抜くから、わかってるから、と思う。

笑顔で下ってくる水色ジャージとすれちがう。
僕も下りであんな笑顔なのかな。
恥ずかしいから屋根のバイクキャリアに気付かないでね、、、


そんなことを、考えている。


山伏峠を越えて下り道。
達成感の無い山伏峠の下りは、初めてだ。
テニスコートの間を走りながら、またロードバイクを抜き去った時には、
あんまり自転車見たくない、と、はっきり感じた。

しんどかった。


山中湖畔に出る。
左折して平坦ルートで楽するか、右折して登り下りあるルートを選ぶか。
いつもの「俺は右に行く根性があるのか?」選択が頭をよぎる。
が、車だから関係無いし。

それに今日は、篭坂峠から富士山下って沼津へ行くのだ。だから、左。


ロードレースをやっていた間は、毎年何回も沼津に来た。
東名の沼津で降りて、修善寺の日本CSCに通った。

去年はブルベでも沼津に来た。AJ神奈川の沼津クラシック600。
スタートゴールは学習院沼津游泳場という、何ともノーブルでローヤルな施設。
砂浜の松林の中に、木造の古ーい小さな建物がいくつか維持されている。そこ。

砂浜なもんだから、スタート時点で砂まみれ。ドライブトレーンには厳しいブルベ。
沼津から追い風に乗って駿河湾をぐるっと走るスタートだった。
山から帰ってきて最後の最後、駿河湾を沼津に帰る向かい風がきつかったなぁ。



沼津港到着は狙い通りの11時。
ブルベを走っているうちに、車の移動の時間の読みも正確になってきた。

たくさんのお店が並んでいる。
お客さんも大勢。賑わっている。

ぶらぶらとお店を覗いて回り、そのうち一軒に並んで、海鮮三昧の昼食を食べた。

帰りは東名沼津から与野まで高速。
高速を使うと車は速いね。下道平坦路だと、自転車と同じなんだけどね。


高速道路はつまらなかった。


またドライブに行くときは、高速道路は使わない。つまらないから。

妙にそんな事を心に誓ったりして、心がしんどくなる事を考えないように工夫していたみたい。

可哀想だけど、まぁ、我慢しろ>自分


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