北海道1200前日 | ブルベ入門 (再入門編)

ブルベ入門 (再入門編)

自転車で走る200キロ、300キロ、400キロ、600キロ、1000キロ、そして1200キロ。 
スポーツであり、アドベンチャーであり、そして旅でもある「ブルベ」(オダックス)についてのブログです。 
膝故障による4年のブランクを経て、2014年5月に自転車再開しました。

今、札幌のホテルに居る。

北海道1200の前日の午後7時。
スタートは明日の午後6時。

ホテルのチェックアウトは明日の午後3時。
なるべく遅くまで眠るためにレイトチェックアウトを頼んだ。

今日は、のんびりと最後の準備をして、のんびりと眠る。
準備と言っても、ライトに電池を入れたり、シートポストバッグにモノを詰めたりするくらい。
GPSデータ作る時に一度追ったコースを、もう一度追って見る時間もありそう。

ブルベの前にこんなにゆったりとしているのは、初めてだ。

ほとんどのブルベは朝出発で、その前夜にバタバタと準備をしているのがいつもの私。
むしろ調子が狂うくらいにゆとりがある。
散歩にでも出かけようか、などと余計な事を企んでしまいそうになる。
いかんいかん!
ゆとりの無駄遣いはいかんよ>自分

ま、でも、こうしてブログ書くのもゆとりの無駄遣いかな(^_^;)

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ハードケースに自転車を詰めて、猫に頼んで発送したのが11日。
デイパックに着替えなどを詰めて、妻に頼んで発送したのが12日。
経営会議と取締役会議を終えて精魂尽き果てて帰宅し、ロール式のキューシートを作ったのが13日。

今日14日は朝8時に自宅を出て通勤電車で浜松町へ。
そこからモノレールで羽田空港第2ターミナルビル。
ANAで新千歳空港、JRで札幌駅、そして札幌駅至近のホテルにチェックイン。

猫が運んでくれていたバイクを受けとり、誰も居ないラウンジを好き放題に使って組み立てた。
組み立てた自転車でススキノに行き、海鮮丼とホッケ焼きを食べて、
帰りにコンビニに寄ってホテルに戻った。

ケースとバイクはフロントに預かってもらっている。
明日、自転車に乗ってでかける。
18日に同じホテルに泊まるまで、荷物を全て預かってもらうよう頼んである。

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クロネコヤマトは、ドライバーの裁量が大きいね。
彼ら、ただのパシリじゃない。

自転車はバラして梱包しても大きいので、
クロネコヤマトに頼むと宅急便でなく「ヤマト便」という商品になる。

保険に入る必要があるのだが、通常1万円あたり10円の保険料のところ、1万円あたり20円とられた。
ロードバイクは高価なので、保険関係の手続きが通常ルーチンの外になるのでご注意。

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私が使ったケースは、自転車屋にロードバイク完成車が届くときの段ボール箱と同じサイズの箱。

段ボールと同じ構造を紙でなくプラスチックで作った段プラでできている。
段プラを、マジックテープ(ベルクロ、面ファスナー、色んな言い方があるよね)で箱に組み立てる。
同サイズのナイロンのケースにずっぽりと収まる。
取り外し可能なキャスターもついている。これもマジックテープで取り外し。
サイクルベースあさひで買った。

ペダルを外し、ハンドルをステムから外してぶらーんとさせて、
サドルもピラーごと抜いた。
その状態でフレームを倒立で入れて、ホィールバッグに入れたホィールを入れて。

隙間だらけなので、隙間にシューズやヘルメットや、色々入れた。

中でモノが暴れないように処置するのが一番手間がかかった。箱型の宿命ですな。
リアディレーラのハンガーが曲がるのが嫌で、そこを重点的に守った。

これを飛行機輪行で運ぼうと思ってたんだけど、奥さんのアドバイスで別送にした。
別送にして本当に良かった。
これ持って電車乗るって、大変過ぎ。


来年のPBPでも別送できるのかな?

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充電祭り開催中。
携帯本体と、携帯充電用のエネループ、カメラの予備電池。

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東京から北海道まで、飛行機で飛んできた距離が800キロちょっと。
明日から自転車で走る距離が1,200キロ。

、、、なんかへんなの。

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札幌の信号システムは、「歩車分離式」と書いてあって、
正面が赤から青になっても、歩行者用は赤のまま。
スクランブルみたいに、全部がいっぺんに青になる交差点が多い。
でもそうでない交差点もあったから、一通りではなさそう。

問題は、自転車乗りはどっちに従うんだ? ということ。

ほぼ全ての自転車が広々とした歩道を走っていて、歩行者と一緒に歩行者用信号を待っている。
車道を走る自分が、車用の信号の青で直進するのは、それでホントにいいのか?
気が咎めて歩道に寄って止まったりして。
そういう時に限って後ろから来たロードバイクが、普通に直進して行ったりして。

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さて、そろそろ最後の準備をするかな。