今ふと思ったこと

 社会人になる前まで、

裕福ではなかったので、

お金がないからそればっかり食べさせられて、

自分の中ではとっくに終わってるやつって

ありません?


ごはんですよ


なめたけ


そうめん(具なし)


冷やし中華(具なし)


もうずっーと、そればっかりだと、

もはやトラウマですよ。


私にとってはそうめんがそうでした。


超つまらない食べ物でした。


もはや貧乏時代のトラウマで、


大人になってからもそうめんが出てくると嫌な気持ちになったりしていました。


なめたけも、ごはんですよも


食べさせられすぎて、もうわたしの中ではとっくに終わってるやつ。


素敵な食べ物に憧れて、

社会人になってからは、食を楽しむことが

とても幸せでした。

たいしたものでは無くても好きなもの美味しいもの食べられるって幸せ。


だのに、


旦那に出会い

結婚して、


この人という人は、

なめたけをこよなく愛する人だった。


私同様、あまり裕福でなく、食べれればいい、

腹が満たされればいい、食が楽しい、食を楽しむ、なんてことは一切無い家で、食事はエネルギー、そう、生きるカロリーでしかなかったそうです。


別にそれをどうと思うこともなく、そういうもんだと思って生きてきたそうです。


私は外の食べ物に憧れを抱いて色んなものをインプットしすぎていたけれど、


旦那は、外の食べ物にあまり興味が無く、家で出されるものが全てで、外のものをあまり知ることも、知ろうともせず、


食に楽しみを求めることは無かったそうです。


じーさんが厳しいから、みんな、サーッと食べてサーッと散る


そんな家庭だったそうです。

旦那の実家はかつては農家だったので、


昭和の農家は農作業に忙しいからそんな感じだったのでしょうね。


そんな中でも、いつも出される、なめたけは

大好きで、どんなに毎日出されても大好きは変わらず、


現在に至っているわけです。


そんな訳で、

旦那と出会ってから、久しぶりに、なめ茸を食べることになったわけです。



なめ茸って…


うめーな…。



自分の中でとっくに終わってたやつ、


旦那と出会うことにより、


美味しさを再発見した。


美味しさに再開した。


ごはんですよ

もですね。


そして、

例の、そうめんですよ。


私のトラウマの。


うちの母…


単に…


そうめんがメッチャクチャ大好きだった!


お金なくて…とかより


メッチャ好きなやつ。



そして、うちの旦那も…


そうめんがメッチャクチャ大好きだった!


この二人、メッチャそうめん好きすぎる人たち。

幸せかっ!



ちなみに、ふたりとも

どんなに寒かろうが、冷やしたそうめんは、大好きで、なんぼでも食べれると。


旦那と初登山で、泉ヶ岳山頂でカップラーメンを食べた時の美味しさは、忘れ得ぬ格別なものでした。


その時、近くでお昼を食べていた人たちが、


山で食べて今までで一番美味かったのは

やっぱりダントツ

そうめんだよね〜!


という声が聞こえてきた。


なぬっ?!


そんなにうまいのか…。


しかし、山に湯は捨てれない。

山で煮るのではないのだな?


?はて


気になる。


そんなに美味いのなら、山頂で食べてみたいものだ。


うちで茹でて、一口大に巻いて、タッパに詰め、保冷剤代わりにゼリー飲料などを凍らせたものを入れ、


いざ山頂へ!



汗をかいて、疲れたあとに食べる、


キンキンに冷えたそうめんは!


うまーい!

うますぎるー!

ヤッホーの代わりに叫びたい!

うまーい!


そして、稲庭うどんを秋田に食べに行ったときに、もはや、山用として、稲庭そうめんを買い置きしているのだ。



稲庭そうめんは尚更うまーい!

茹でるときもしなやかで細いのに折れない。


食べるまで時間があっても、コシがある。


やめられません。



そして、この2人(旦那と母)

好きすぎるだろ、そうめん。


どんなに山頂が寒くても、うまいうまいと、どんどん進む。あっという間にそうめん完食。


私二巻きしか食べてないけども。


すごいこの二人のそうめん愛。



私の中ですでにとっくに終っている

食べ物が、


旦那と出会うことによって、


また


私の人生に始まりを告げたのでした…。


そして、同時に旦那は、


私と出会うことによって、


食を楽しむ、ということを知り、

彩りの人生が始まりを告げたのでした…。




 

 



 

 



 

 


 

 



 

 



 

 


 

 








 

 

 

 

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